2021-08

『ぼくはいしころ』原画展、終了しました。

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途中、会期を延長して一カ月と少し、奥のスペースで開催してきた坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展が今日で終了しました。

展示が始まってほどなく梅雨が明け、35℃前後の猛烈な暑さが続いた日があったり、ここ数日は20℃ちょっとと秋めいてみたり。
オリンピックが開会して閉会して、東京方面に緊急事態宣言が出て、岩手県独自の緊急事態宣言も出て。

一カ月の間にいろんなことがありました。

 

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もともとの会期だった7/27(火)までは、坂本さんの紙版画作品を展示していました。
額装作品、シート作品とも、多くの方々のところへ旅立っていきました。㊗完売!

 

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清水直子さんによる『ぼくはいしころ』にちなんだ陶製ブローチ。

 

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nowakiさん、URESICAさんから届けていただいたさまざまなグッズ。

 

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そして、寅印菓子屋さんの猫柄パウンドやザッハクッキーも。

私も自分用に1個買って、家でゆっくりいただこうとカバンから出してみたらちょっと残念なことになっていましたが、偶然、鼻みたいでこれはこれでおかしくてパチリ。
おいしかったです~。ごちそうさまでした!

 

マスクや消毒、入店人数の制限などにご理解ご協力してくださり、足を運んでいただいた皆さま、アナログ通販をご利用いただいた皆さま、清水直子さん、寅印菓子屋さん、nowakiさん、URESICAさん、出版社さんもだし宅配業者さんもだしってキリがありませんが、皆さまどうもありがとうございました。

そして坂本さん。
今回は在廊がかなわず本当に残念でしたが、日々、展示のことを気にかけていただき、とても心強かったです。ありがとうございました。
またお会いできる日を心から楽しみにしています。

 

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「ぼく」はこの後、八戸に向かいます。

 

ギャラリー展「『ぼくはいしころ』原画展」
2021年8月28日(土)~9月26日(日)

八戸ブックセンター
〒031-0033 青森県八戸市六日町16番地2 Garden Terrace1階
開館時間 10:00~20:00
休館日 毎週火曜(祝日の場合その翌日)
TEL 0178-20-8368

『退屈をあげる』(青土社)の原画展も同時開催とのことです。
お近くの方はぜひ。

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8/16(月)~8/20(金)まで、初めての夏季休業をいただきます。
明日は展示替えを行う予定で、8/18(水)と8/19(木)の定休日に前後休みを加えての5日間。

このご時世ですので遠出をするとかそんな予定はまったくなく、自宅と実家、そして店の片付け、まぁほかにもいろいろとやりたいことはあるのですがどこまでできるか。笑

休み明けからはしばらく常設展示となります。
久しぶりにレイアウトを大きく変えてみようかなと思います。
この先、状況がどう変化していくのか心配ではありますが、お互いにできる対策を取りつつ、落ち着いて日々を過ごしてまいりましょう。

夏季休業に伴い、こちらのブログも少しお休みしますが、休み明けの8/21(土)からまたよろしくお願いいたします!

 

 

2021年8月15日 | ひめくり日記, 展示会の様子

 

『ぼくはいしころ』原画展は明日が最終日です。

今日も一日、どんよりもしくはシトシト雨。
このあたりは静かな雨ですが、全国的には大雨の被害がとても心配です。
どなたさまもどうぞお気をつけて。

さて、7/9(金)から始まった、坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展。
会期延長により一カ月と少し、ゆったりと展示をさせていただきましたが、残念ながらいよいよ明日8/15(日)が最終日となります。

P8144641明日は通常どおり、10:30~18:30の営業です。

8/16(月)~8/20(金)は夏季休業となります。
よろしくお願いいたします。

2021年8月14日 | ひめくり日記, 展示会の様子

 

しゃおしゃんさんから「気仙緑茶2021」が届きました。

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焙茶工房しゃおしゃんの前田さんが「気仙緑茶2021」を届けてくださいました。

しゃおしゃんさんのFbページには、気仙緑茶のことをはじめ、お茶と向き合う日々のことが綴られています。
今日はその中から、今年の気仙緑茶について書かれた投稿を転載させていただきます。
この文章は、あるイベントのご案内の中に含まれていたものです。
イベントの詳細はしゃおしゃんさんのFbページなどでご確認ください。→ 

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皆さんは、気仙地方=岩手県沿岸の大船渡市・陸前高田市・住田町、で長年お茶が作られていることをご存じですか?近年耳にすることが増えたかもしれませんが、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんね。また、飲んだことがある、という人は少ないのではないかと思います。まして今年のお茶を味わう機会は、ほとんどないのでは、と思います。

岩手の気仙地方では、江戸時代から人々が脈々とお茶を摘んでは作り、飲んできました。「お茶は買うもんでにゃあ、作るもんだ」と言われていたほど、初夏に自家用のお茶を作り、それを一年通して飲み続けることを、暮らしの中で当たり前に行っていたお家がたくさんあった時代が長くありました。

昔は各家の炉端などで手もみをして作り、その後、昭和30年代以降は地域に製茶工場が出来たので、そこに持ち込んで作ってもらう…というように、お茶づくりの方法は変化しました。また、時代が下るにつれ、お茶を摘む家は少なくなりました。それでも、今も自家用にお茶を摘んで、飲んでいる人々がいらっしゃいます。また、販売している方もあります。

しゃおしゃんは、2004年に、気仙地方にお茶があることを知りました。中国や台湾のお茶を紹介していた私に、気仙の方々が教えてくれたのでした。

かつて家族で摘んでいたが、もう何年も摘んでいないというお茶の木を訪ねると、イメージしていたよりずっと大きく、いろいろな草に回りを囲まれたり覆われたりしながらも逞しく、もこもこと一列に並んで立っていて、その場ですぐに、一番茶の時期が来たら茶摘みさせてほしいとお願いしました。

その後、様々なご縁に恵まれ、年に一度、気仙でお茶を作ってきました。今年は3か所のお茶を摘ませていただき、合わせて工場にて製茶しました。どの茶畑も、かつて持ち主のお宅で、ご家族や親せきや近所の方々が集まって摘んで飲んでいらしたお茶です。

気仙では、昔も今も、家ごとに茶畑ごとに、茶葉が違い味が違います。気仙茶と一口に言っても、作り手によってそれぞれの味わいがあります。

しゃおしゃんの気仙緑茶は、お茶の木の育つ土の清らかさを一番に考えて作っています。そのお茶の木の葉を、たくさんの手伝ってくださる方々と一緒に、手摘みしています。今年は少し丁寧なハサミ摘みも試しています。みんなで摘んだ茶の葉を、工場で蒸して揉んで乾かしお茶にしたものを、しゃおしゃんの焙煎機で軽く火入れをして仕上げました。

このお茶の香り、味、なにより身体を貫く生命力を、楽しんでいただけたら嬉しいです。そして飲み終えた余韻の中に、皆さまの身体や心が何を感じるのか、も、楽しみにしていただきたいと思います。

(2021年7月27日の投稿より)

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気仙緑茶2021は15g入りで1,500円(税込)です。
ほかのお茶は袋タイプのパッケージですが、気仙茶は箱入り。
箱の中には、茶葉と小さなカード、そして、おすすめの淹れ方が書かれたリーフレットが入っています。

しゃおしゃんさんのお茶は贈りものにもされる方も多いです。
今在庫のあるお茶は、プーアル茶と、健一自然農園製のお茶にしゃおしゃんさんが火入れをした緑茶や烏龍茶、和紅茶などがございます。

バカみたいに暑かった気候から一転、いきなり秋のように涼しくなってしまったので、温かいものを飲みたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とか書いていたら思い出したのですが、気仙茶は水出しでいただくのもとってもおいしいんです。
おすすめの淹れ方にも書かれていますので、よかったらぜひお試しください。

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それにしても本当に涼しいというか肌寒い。
エアコンなしで過ごせるのはありがたいですけどね。
ドアを開放しておけるので、換気の面でも少しは安心というか。

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奥のスペースで延長開催中の坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展は明後日8/15(日)まで。

昨日、県独自の「岩手緊急事態宣言」というのが出されました。
そのせいなのかどんよりなお天気のせいなのかたまたまなのか、今日はお盆休みとは思えない静かな時間が流れています。
お出かけくださいともいいにくい状況ですが、明日明後日、通常どおり営業しておりますので、よろしければひめくってください。

 

 

 

 

坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展は8/15(日)まで。

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7/9(金)から始まった、坂本千明さんの絵本『ぼくはいしころ』(岩崎書店)の原画展は、いよいよ残すところあと3日です。
明日8/12(木)は定休日、8/13(金)・14(土)・15(日)は通常営業(10:30~18:30)です。

 

展示に合わせて届いたグッズも、会期終了までの販売となります。

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絵本にちなんだ清水直子さんの陶製ブローチ

 

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nowakiさんから届いたグラス

 

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同じくnowakiさんの風呂敷

 

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URESICAさんから届いたスタンプ

 

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坂本千明さんのサコッシュ

 

ポストカードやブックカバーなど、紙ものと書籍は継続して販売しますので、そちらは今後ともよろしくお願いいたします。

くり返しになりますが、明日8/12(木)は定休日です。
8/13(金)・14(土)・15(日)で『ぼくはいしころ』の原画は見納めとなりますので、気になっていた方はお見逃しなく。

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昨日は県北へ行ってきたと書きましたが、行き先は安比塗漆器工房さんでした。
ちょっと相談事がありまして…久しぶりにお邪魔しました。

 

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いろいろな作り手の方たちの作品が並ぶギャラリーには、安代町の花「りんどう」がたくさん飾られていました。

 

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帰りがけは雨が弱まったので工房の周りをキョロキョロしてみたら、ナナカマドの実が色づき始めていました。

しばらく涼しい日が続きそうなので、急に秋に向かって駆け足かもしれません。
欠品していたスプーンやお箸を近々納品していただく予定です。
届いたらあらためてお知らせしたいと思います。

 

 

 

しずく糸さんから届いたバッグ。

しずく糸さんから柿渋染めのバッグが届きました。

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左:11号柿渋折るフタ小ショルダー
右:11号鉄平四角ショルダー(鉄媒染)
(どちらも綿帆布)

左側の11号柿渋折るフタ小ショルダーは、折るタイプのフタがあり、ちょっと安心感があります。

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フタを上げるとポケット、更に反対側にもポケットがついているので、大きさの割には小物も入れられて便利。

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小柄の方ですと、斜め掛けも良いかもしれません。

 

右側の11号鉄平四角ショルダー(鉄媒染)は、A4サイズのものが縦でも横でも入るサイズで、ご覧のとおり外側にも、そして内側にもポケット付き。

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こちらは男性でも斜め掛けもできそうです。

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9号柿渋大ポケットトート
(綿帆布)

縦横35cm、マチも12cmあり、荷物が多めの方に良さそうな大きめサイズ。
こちらも外側に大きめのポケット、そして内側は2つに分かれているポケットがついています。

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ポケットのことばかり説明している気がしてきましたが、ポケットって本当にあると便利ですよね。
洋服もポケットがあるかないかで全然違いますし。
最初にポケットを考えた人は凄いなとなぜか今、思いはじめました!笑

しずく糸さんのバッグを実際にお使いになられているお客さまがいらっしゃることが時々あるのですが、使っていくうちにだんだんと風合いが出てきていて、良いですねぇと思ってしまいます。

R

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今日は朝から県北へ出かけてきたので、Rさんにブログをお願いしていきました。
どしゃ降りの高速道路の運転だったのでどうなることかと思いましたが、思ったよりも早く帰ってこられたので、最後にちょっと書き加えます。

開催中の坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展はいよいよ残すところあと4日です。
明日8/11(水)と、8/12(木)の定休日明けの8/13(金)、8/14(土)、8/15(日)。
どうぞお見逃しなく。

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猫の日常を描いた場面のひとつ。
毛繕いとか、この絵のように足を上げて首元を器用に掻いたり、何か無心でやっているなと思うと突然フリーズすること、猫あるあるですよね。
物音がして、とかならわかりますが、まったく理由がわからないことも多いので、そういうものなんだなぁとある時からまったく気にしなくなりました、そういえば。笑

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似たような写真はないか、つい探してしまいました…(^_^;)

 

和知篤司さんから届いたもの。

最近、暑い日が続いたこともあり、ガラスのものが品薄になっていましたが、先日、和知篤司さんが品切れだったものを中心に届けてくださいました。

まずは新しく届いたこちらから。

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透しのぎ豆皿 Φ95mm×H25mm

美しいしのぎの豆皿。とても美しいです!
今日は曇り空だったので、残念ながらキラキラタイムはほとんどなく、どうしたら伝わるかなぁといろいろな角度で撮ってみたのですが、どうでしょう?

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ブルーベリーや葡萄、または小さめにカットした果物やピクルス、水羊羹やゼリー(小さめ)、あとはちょっと洒落た感じだとオリーブやナッツなどが浮かんできました。

 

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続きまして、品切れまたは品薄になっていたこちら。
左から順に
透ぐい呑みstraight Φ55mm×H70mm
透ロックグラス Φ75mm×H80mm
透タンブラー Φ75mm×H105mm

それにしても2~3週間ずっと暑い日が続いていたので、いつかこんなグラスで飲みたい!という気分になっている方もいらっしゃるのでは。

3種類ともすっきりしたシンプルなかたちで、薄すぎず厚すぎずの程よい厚み。
洗う時にも安心感があると思います。
大きさ違いで、並べるのもニヤッとします(私が!笑)。

他にも久しぶりにこの葉や花のかたちの箸置きや、うすあめ色ポットなども届いています。

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今日からはだいぶ涼しくなりそうですが、この先どうなるのでしょう?
ずっと最高気温が30℃台が続いていたのに今日から約1週間は20℃台。

そういえば、この間まではセミの声が場所によって凄い聞こえていた記憶がありますが、昨晩、コオロギの鳴き声が聞こえてきたような。
秋になるとみせかけ、また暑い日がやってきそうな気もしますねぇ。

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秋谷茂郎さんの新しいうつわ。

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先日、秋谷茂郎さんからいくつか納品がありました。
こちらは「青彩指描盛鉢」。
直径が約26cm、高さが約6.5cmと大きめの鉢なので、ご家族で囲むサラダとか、お一人であれば麺鉢(今時期なら冷たい麺…サラダうどんとか冷製パスタとか冷麺とか)としても良さそうです。
今は暑いから、そしてうつわが涼しげだから、ついつい冷たいものばかり思い浮かべてしまいましたが、煮物や炒め物、あ、麻婆豆腐とかでもいいかも!とかいくらでも見えてきます。笑

 

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初めて届いた「リンゴ釉フリル鉢」。
こちらはそんなには大きくない、取り鉢にいいぐらいのサイズです。

 

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左上が先ほどのフリル鉢、右下がこちらも初登場の「リンゴ有釉6弁輪花鉢」。
秋谷さんのうつわはシンプルな形のものが多いので、こういった形のうつわはとても新鮮に感じます。
実はもうひとつありまして…

 

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左上は「リンゴ釉8弁盛鉢」、右下は「リンゴ釉8弁輪花鉢」。
盛鉢のほうは直径が約24cm、輪花鉢のほうは約15cm。
ちなみに先に紹介したフリル鉢と6弁花輪鉢も直径は15cmくらいです。

 

今回届いた小さめの鉢は直径約15cmということは、いわゆる5寸鉢だと思うのですが、個人的に持っている鉢で多いのが5寸鉢と7寸鉢。
うつわは一枚、また一枚と増えていくわけですが、同じくらいの大きさだと、作り手さんが違うものでもだいたいうまいこと重ねられますので、少しずつうつわが増えていく中でサイズ感をつかんでからは、そこを意識して選ぶことで、なんとか食器棚のなかにうまく収まっています。笑

 

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坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展が始まったのは7/9(金)だったので、一カ月が経ったのですね~。
始まった時は梅雨の最中で、一週間後、梅雨明け。
そこから酷暑の日々…。

そしてまさかの最終日に会期が延長になった原画展ですが、展示期間は残すところあと一週間となりました。
8/15(日)までの開催で、期間中の休みは8/12(木)となります。

当店での展示が終了した後は、「ぼく」は北上して八戸へ。
8/27(金)~9/26(日)まで、八戸ブックセンターさんで原画展が開催されます。
ここでは、坂本さんが最初に出された本『退屈をあげる』の原画展も合わせて開催されるとのこと。

『退屈をあげる』もまた、多くの方に読んでいただきたい一冊で、当店では2018年8月に原画展を開催したのですが、こちらもまたとてもいい展示でした。
なので、お近くの方にはぜひ足を運んでみていただきたいなぁと思います。

今はなかなか遠くに足を運ぶことはできませんが、動ける範囲の中で、小さな楽しみや喜びを見つけて、できればなるべく笑顔で過ごしたい。
夏休みやお盆で人の動きが多くなる今時期こそ、想像力を持って、なんとかこれ以上の状態にならないように願うばかりです。

皆さまどうぞご自愛ください。

 

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今日は「世界猫の日」だそうです。
なので最後に我が家の姫と栗を。笑

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最近の姫は、通販で届いた猫砂の段ボールに入るのが最近のお気に入りです。
去年もそうだったのですが、夏の始まりの時期に膀胱炎気味になりまして…(病院から薬を処方してもらって今は落ち着いています)。
今までは日によってエアコンの冷房をタイマーでつけたり止めたりしていたのですが、この夏はつけっぱなしです。
電気代は心配ですが、まもなく18歳を迎える猫たちの健康を守ることのほうが大事ですからね。

 

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栗の調子は変わりなく。
三年前の夏に激やせした時は、栗のほうが弱いのかもなぁと思ったりもしたのですが、その後は体重5kg(やせる前は6.5kgくらいでした)をキープ。
私がソファやベッドに横になるとお腹の上にのってきて、前は重くてほどなく降ろしたりしていましたが、今はあまり重く感じないのでだいぶゆっくりしていきます。笑

姫と栗は来月で18歳。
今は半年ごとに健康診断を受けています。
毎回、結果を聞く前は少し不安になりますが、なんとかなるべく落ち着いた状態を保てればいいなぁと思う「世界猫の日」なのでした。

 

 

奥山淳志さんの新刊が届いています。

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写真家・奥山淳志さんの新刊『動物たちの家』(みすず書房)が出版されました。

以下、奥山さんのFacebook(2021.7.23)より。

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二年ぶりの新刊をみすず書房より出版いたします。『庭とエスキース』に引き続き、今回も文章が中心の本となります。いわゆる写真作品ではありませんが、記憶を頼りに表現するという意味では、同じ営みを続けていると感じています。

 

昨年のちょうど今頃だろうか。遠い記憶の奥底に手を伸ばすようにして文章を書きはじめた。主な内容は子供の頃に飼っていた犬、鳩、ハムスター、インコといった動物たちについてで、いわば「動物たちとの日々」とでも呼ぶべき事柄を長い長い文章で綴りはじめた。

書いていてずっと頭にあったのは、動物たちに向かう感情の源と行方だ。子供にとって、ふかふかな毛並みや羽毛に包まれ、きらきらと光る瞳を持った小さな動物たちは、存在すべてが奇跡そのものだ。なぜ、この手で抱きしめたいのか、存在のすべてを求めるのか、言葉が生まれる前に惹き寄せられていく。それは一瞬にして心を奪われるような感覚に近い。

しかし、そうやって抱き寄せた動物たちとの日々はやがて終わる。動物たちがいつか去っていくのは定められた絶対の約束だし、この約束が守り遂げられる前に僕たち自身が動物たちから遠ざかっていくこともある。身体と精神が大きく変わりゆく日々に身を置く子供にとって、動物という存在は忘れ物になっていくこともある。実際、僕自身もそうで多くの動物たちをぞんざいに扱った。

でも動物たちの全身から伝えられたぬくもりは、やがて目を覚ます。あの日に生きていた動物たちの存在感は火種のように小さくも強い炎を、僕の胸の中で灯し続けてきたように思う。この火種を生命感と呼ぶと大袈裟なのだろうが、生命を持つもの、動物に触れた先でしか得ることができない感覚が確かにある。

そして動物たちが灯す存在感は記憶のなかにだけあるものではない。ずっとつながっているとしか、あるいは今も求め続けているとしか言いようがないのだが、僕の日々には常に動物たちの存在があって、過去に覚えたあの感覚が新しい息吹をまとい続けているという実感がある。動物たちとの新しい過去と懐かしい現在。そこに見出したかったのは、生命持つものの存在の行方だったような気がする。

あの日、僕の腕の中から去っていった動物たちや新たに出会った動物たちのことを今の僕が思い起こし、『動物たちの家』という名で書き綴ったものは、そういうものだった。

 

2021年7月21日 奥山淳志

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奥山さんが動物の本というのは意外でしたが、新しい本のことが書かれた奥山さんからのお知らせを読んで、少し納得。
子どもの頃から動物たちと過ごしてきたという奥山さんが、記憶をたどり、言葉を連ねることによって何を見つけようとしたのか。

ご興味のある方はぜひ。
全15編、300ページ超。
サイン入り、特製フォトカード2枚付き

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坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展、延長開催中です。

写真の絵(紙版画)は絵本の前半に登場するのですが、初めて読んだ時、すごい迫力でびっくりしたページでした。
この場面はポストカードにもなっています。

原画展は来週末の8/15(日)まで。
その間、8/12(木)は定休日となっておりますのでご注意願います。
また、8/16(月)~8/20(金)は夏季休業の予定ですので、合わせてご了承ください。

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昨日は台風10号が近づきそうだと書きましたが、少しルートが逸れたようで、その代わり台風9号が現時点では10日(火)あたりに近づいてくる予報に変わっています。
ちなみに台風9号の名称は「ルピート」。
フィリピン語で「冷酷な」という意味だそうで。
意味どおりにならないことを強く祈ります。

皆さまどうぞ、気をつけてお過ごしください。

 

暑中お見舞い申し上げます。

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暑中お見舞い申し上げます。

今日も34℃とか。
本当に暑い日が続きますね。
明日以降は少し下がりそうなので、あとちょっとの辛抱…。

あ、台風のことも気にしないとでした。
台風10号が日曜あたりに近づきそうなんですよね。
台風といえば、「台風○号」と呼ぶのが一般的ですが、それぞれの台風に付いている名称を見るのが地味に好きだったりします。
ちなみに台風10号は「MIRINAE(ミリネ)」だそうです。
韓国語で、意味は「天の川」…ちょっと台風には似つかわしくない気もしますが(^_^;)
参考にしたのはこちらです。→ 

 

今朝、ある会社に届けてほしいものがあって電話をしてみました。
「今日は金曜日だから来週でいいですよ」と言ったら、「8/8(日)から15(日)までが夏季休業で…」と言われて超びっくり。
結果的に明日届けていただけることになったので良かったのですが。

祝日(山の日)が動いて三連休になったのはわかっていましたが、それにより夏休みが早く始まるのを知らずにいました。
っていうか世の中の多くの皆さんがそんな感じの休みなんでしょうか、今年は。
それもよくわかっていません…💦

最初に載せた写真は今日午後の外観。
だいぶロールカーテンが下がっていますが、これで通常営業です。笑
先日、エアコンの大掃除をしたおかげで、冷房の効きはすこぶる良好です。

本当は奥で開催中の坂本千明さんの『ぼくはいしころ』原画展が少し見える写真を撮るつもりだったのですが、全然イメージと違う写真になってしまいました<(_ _)>
少なくなったポストカードの追加も届きました。

原画展の会期は8/15(日)まで延長しました。
お近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 

 

 

 

 

2021年8月6日 | ひめくり日記, 日々のこと

 

オズさんから届いたもの。

先日、オズさんがブローチや置きかごを届けてくださいました。

まずはブローチからご紹介したいと思います。
今回はブローチの中でも届くと、ひとつ、またひとつと旅立っていくのが早い小サイズのブローチを中心に、山葡萄と沢胡桃の樹皮を使用した2種類を届けてくださいました。

P8034549 (3)その時、その時で届けてくださるブローチのかたちも違いますし、近いようなかたちでも、使用している樹皮によってみえ方が1点1点違うので、選ぶのも楽しくなりそうです。

オズさんのブローチは女性の方だけでなく、鞄につけようかな!などと男性の方でも選ぶ方も多い気がします。

 

P8034553 (2)置きかごミニ(平)約13cm×11cm×H2cm
高さが約2cmの浅いタイプ。

P8034554 (2)置きかごミニ 約13cm×11cm×H6~7cm

置きかごも何種類か届けてくださいました。

前回届いたものとはまた違う、沢胡桃の樹皮の表と裏を交互に編まれたタイプのものなども届き、かごバッグでも思うことがありますが、サイズは同じでも編んでいる樹皮の幅や表裏で、置きかごも随分と雰囲気が違ってみえますね。

この他にも置きかごミニより少し小さめのタイプ「置きかごミニミニ 約10cm×9cm×H4cm」、こちらも届いています。

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それにしても毎日暑い日が続き過ぎですね。
また明日・明後日も最高気温が34℃の予報、いくつかみてみると35℃という予報も💦
34℃が続くと30℃ぐらいが過ごしやすい気がしてきました。

明日4日(水)・明後日5日(木)は定休日となります。
また週末にお待ちしております。

R