ひめくり日記, 展示会の様子
『ぼくはいしころ』原画展より。
この暑さ、今日までの辛抱かと思ったら、明日もみたいです…。
ご自愛ください。
原画展より。
「ぼく」が目を閉じて頭の中で思っていることは…。
猫は猫なりに小さな頭で思っていること、考えていることがあるんだろうなぁと猫たちと暮らしているとわかります。
何を考えているかまでは残念ながらわからないんですが。
とりあえずここ数日は、猫も(ほかのいきものもみんな)きっと「暑い、暑い、暑い!」と思っているでしょうね…。
紙版画作品の中から、坂本さんが初めて一緒に暮らした猫「楳」。
坂本さんの描く猫は、何といってもその瞳に引き込まれることが多いのですが、楳さんの目元は涼しげというかすべてを悟っているような目というか。
そんな楳を主人公に坂本さんが初めて手掛けたのは『退屈をあげる』という本でした。
自費出版で作られた『退屈をあげる』は何度も印刷を重ね、その後、青土社という出版社で書籍化されました(写真右)。
これは本当にめったにない、すごいことです。
私の場合ですが、この本、大好きなんですが安易には開けません。
だけど、とても大切で、ずっとそばに置いておきたい一冊です。
写真左の『ちいさないきものと日々のこと』(もりのこと)には、坂本さんをはじめ、15名の「ちいさないきものと日々のこと」が綴られています。
それぞれ2~6ページの文章で、時々読み返して、こちらもやっぱりそばに置いておきたい。
坂本さんの本は、贈りものに選ばれる方も多いように思います。
今回の展示で初めて坂本さんの作品や本を知った方にも手に取っていただけたらうれしいです。
昨日の夕方の岩手山。
明日7/21(水)は第3水曜で本来であれば休みなのですが、営業します。
その分は7/28(水)に代休をいただきますので、よろしくお願いいたします。