ひめくり日記, 本・紙もの

本の入荷情報。

昨日のブログも本情報でしたが、今日も本の入荷情報を少し。

3月から4月は卒業や異動(移動)だったりのお別れや出会いの多い季節。
贈りものを選ぶという機会の多い時期でもあったりします。

今日はお世話になったあの方や新生活のはじまるあの方へ。
本だけでももちろん良いと思いますが、何かと一緒に本を一冊贈りものとして、というのも時には良いのでは!と思いまして、おすすめしたい2冊ご紹介したいと思います。

P3062140_2料理と毎日 12か月のキッチンメモ
著 者 今井真美
発行者 菅沼博道
発行所 株式会社CCCメディアハウス

人の日記を読むというのは、自分とは違った生活の中で感じたことなどが書き綴られていて、お会いしたことがない方が書いた日記でも読んでいるうちに似たようなことを思っているのかぁと共感してみたり、刺激をいただいたり、中には自分の暮らしに取り入れてみようかなと思ったりと楽しみ方がいろいろあったりします。

こちらの本は料理家の今井真美さんが、2020年3月から日記を書き始め、毎日の献立や、日々の出来事などをブログに投稿していたものから抜粋してまとめたもの。

日記とレシピ、どちらも載っているというのは個人的にうれしい内容です。

レシピはしっかりと分量が細かく書かれているものと、さらりとした説明のレシピが混ざっていて、これがまたうれしい。
なぜかといいますと、レシピって分量がしっかり載っていると助かる時も、もちろんありますが、なんとなくやる気スイッチを入れなくては!という気がする時もあるので、さらりとした説明が今日はありがたい!という時もありまして。

日記の内容も4月はじまりということで、新生活をはじめる料理好きの方や、食に興味のある方へ、うつわや台所道具と一緒に贈りものとしてもおすすめしたい一冊です。

P3062141_2喫茶人かく語りき 言葉で旅する喫茶店
著 者 川口葉子
発行者 岩野裕一
発行所 株式会社実業之日本社

こちらは何度目かの入荷ですが、20年以上、日本のカフェや喫茶店を取材しているというライターの川口葉子さんが、取材を通して記憶に残る店主さんたちの言葉をまとめたもの。

今の季節、お茶や珈琲などを贈りものとして選ぶ方も多いのでは。

後半には様々な文筆家たちが綴った珈琲やカフェについての言葉を集めた頁もあり、珈琲好き、喫茶店好きの方へ、珈琲やお菓子などと一緒に組み合わせて、というのも喜ばれそうな一冊な気がします。

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余談ですが、珈琲を贈りものにしようかな!ということが私も時々あるのですが、相手の方が珈琲は家で自分で淹れる派か、豆は自分で挽く派か、ドリップパックが良いか、などなど珈琲といっても選択肢がいくつかあります。
さらには浅煎り・中煎り・深煎り、どのあたりがお好みか、など。

できれば相手の方が一番良いと思っていただける状態で贈りたい…。
ですが、そうでした!先に聞いておけば良かったなー、と思ってしまうことがよくあるのですねぇ。

明日9日(木)は定休日です。
また、週末にお待ちしております。
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2023年3月8日 | ひめくり日記, 本・紙もの