ひめくり日記, 展示会の様子

「牧野伊三夫展」より。

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「アンデスの高原列車」(ご売約済み)

 

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「夜明かり」

 

「アンデスの高原列車」は、二十代のはじめにペルーを旅して、アンデス高原のマチュピチュからクスコまで長距離列車で走ったときの記憶をもとに描いた。日が暮れて雄大な山に月が出ると、列車の電灯が消され、窓からさしこむ月明りのなかで、ペルー人の男がチャランゴを奏でた。その光景をずっと描きたいと思いながら、それから四十年ほどたっていたが、今年の秋、「ブルータス」から窓をテーマに何か書いてほしいという依頼があり、それを機にようやく描くことにした。「夜明かり」も、その列車のなかでの乗客たちの陽気な姿を描いたものだ。人間は、暗がりのなかにいるときの方が心落ち着いて精神的に豊かになると思う。そういう夜のよろこびのような感情を描いた。(「作品について」より転載)

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6jumbopinsさんとBOOKNERDさんは、明日が定休日のため予定どおり今日が最終日となりました。

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6jumbopinsさんの展示の様子。

 

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BOOKNERDさんの展示の様子。

 

「牧野伊三夫展」の会期は明日12/10(火)までの予定でしたが、当店と六月の鹿さんは一週間延長して12/17(火)までとなります。
会期が延びたことで、観に来られる方が少しでも増えたらうれしく思います。
九十九草さんに展示していただいている大きな作品は、1月下旬頃までご覧いただくことができる予定です。

引き続き、皆さまのお越しをお待ちしております。

 

 

2024年12月9日 | ひめくり日記, 展示会の様子