ひめくり日記, 展示会の様子, 日々のこと, 陶磁器・ガラス・鉄器

もうひとつの「牧野伊三夫展」と、11月11日のこと。

定休日明け。
今日から「牧野伊三夫展」に作品が2点、加わりました。
今週頭まで、6jumbopinsさんで展示されていた作品を、17日(火)までの会期中、当店にて引き続きご覧いただくことができますので、今週末にでもぜひ、足をお運びくださいませ。

 

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上:「ヘンリー・カウエルの楽曲より」
下:「ヘンリー・カウエルとジョン・ケージの楽曲より」

牧野さんからの作品紹介「音楽を描くこと」によりますと、「音を描きはじめたのは、一九九〇年頃、いま六十歳の僕が二十代のおわりの頃。」と始まり、どんな音を描いていたか、音楽家の演奏とともに即興で描いてみたいと思うようになったこと、そして…というようなことが書かれています。
「今回出品の一点は、アメリカの作曲家、ヘンリー・カウエルの作品、もう一点は彼と弟子のジョン・ケージが共作した作品を、それぞれCDで聴いて描いたものである。」とのこと。

こちらの2点は墨汁で描かれた作品です。
販売可能、ご興味のある方はお気軽にお声がけください。

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さてさて、今頃シリーズで今日は11月11日のことを書きます。
12月3日のブログで、11月1日に白岩焼和兵衛窯さんの登り窯の窯詰め作業を見学させていただいた時のことを書きました。

窯詰めの後、渡邊 葵さんから窯焚きのスケジュールが決まったと連絡をいただきました。
牧野さんの展示準備の真っただ中ではありましたがなんとかして見学しに行こうと調整しまして、夕方ぐらいからのほうが見応えがあると思いますとのことだったので、せっかくなので午後から星耕硝子さんに(車で15分くらいの距離なので)寄らせていただいてから、夕方、暗くなってきた頃に登り窯に到着。

 

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短い時間でしたが、前回(11年前)の記録を参考にしながら、温度を確認しつつ薪をくべ、タイミングを見て一の間をふさぎ…というあたりの作業を見学させてもらいました。
この後、葵さんとお父様の敏明さん、お母様のすなおさん、そして今回の窯焚きの仕掛人?である東京・吉祥寺のMARKUSさん、さらに弟さんの匡さん(菜園のBarわたなべさん)も加わって、火の番をしていくとのことでした。

本当は、この数日後に窯から作品を取り出すところも見学をしてみたかったのですが、そこは都合がつかずあきらめました。
その後の葵さんのSNSの投稿を見ると、窯焚きの充実感というか達成感が伝わってきました。

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白岩焼和兵衛窯 登窯 作陶展
MARKUS(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-15 武蔵野カントリーハイツ112号)
2024年12月14日(土)~12月22日(日)
11:00~20:00 会期中は無休
作家在廊日:12月14日(土)・15日(日)

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当店では、来年夏に葵さんの個展を予定しております。
楽しみにお待ちいただければと思います。

話は変わりますが、いろいろなものが届いております。
nowakiさんから、牧野千穂さんの画集「some and every」
URESICAさんから「ある店員の一日」(ダイ小林)、「よりぬき みつこ日記①②③」(山田美津子)
ますこえりさんから、来年の日めくりカレンダーや「あいうえお表」
さいとうゆきこさんからは干支のポストカード
などなど。

明日以降、季節商品っぽいものから紹介していきたいと思います。
店頭には並べていますので、待ってました!という方は遠慮なくご来店くださいませ。
お待ちしております!