ひめくり日記, 展示会の様子

猫のこと。

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今日の『盛岡タイムス』で、「小さなねこネコ猫集会2018」のことをご紹介いただきました!
坂本千明さんウレシカさんから届いたフリーペーパーのことにも触れてくれています。
私のあちらこちらに飛ぶ話をまとめていただき感謝です。

これまでもずっと思っていたことを、今回は少しお話をしました。
多くの猫の面倒を見ることはなかなかできることではないけれど、
自分が一緒に暮らしている猫が事故にあったり病気になったりする可能性を減らすには、
完全室内飼いがいいのではないかなぁと思っていることや、
ペットショップで売られている犬や猫もかわいいけれども、
その子たちの生まれてくる背景や、売れ残った時のことを考えると複雑な思いがあること、
野良猫にごはんをあげることに関してやさしさを感じつつ、
生きものが生きていくということは命をつなげようとするのは自然なことで、
あっという間に増えたり減ったり、それが当たり前といえばそうかもしれないけれども、
弱いものは成長できなかったり、事故にあったり、病気になったりけがをしたり、
そういったことが起きるよりは起きないほうがいいなぁと思っていることなど。

こういう話を猫の展示をしている時は少し話しやすいので、
これまでもお客さまとすることはありましたが、
取材で話したりブログで書くのは、いろいろ考えてしまってあまりしてきませんでした。
今回も、この機会だからと思って書いていますが、正しいとか間違っているとか、
それぞれの考え方ですから、ひとつの正解は決められないと思います。
記事の中で「猫の飼い方、どこから迎えるかなども、この機会にお話しできたら。
なるべく不幸な猫が減るといいなと思う」と言葉をまとめていただきました。
でも猫(や犬や生きものたち)は、自分を不幸だとか思ってはいないんじゃないかなとも思います。
ただ現実を受け入れる。
だからこそ、人間の身勝手で不幸になる生きものは減るといいなと思います。

 

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ここからは自分の家の猫の話です。
私にとって姫と栗は自分の意志で一緒に暮らし始めた最初の猫なので、
2匹がおだやかに、できれば長生きできるように、ごはんをあげることとトイレの掃除をすることと、
時々遊んだりブラッシングしたり爪を切ったりして、
暖かい居場所を作ってあげるのが彼らに対しての責任と思って飼うことを決心しました。

姫と栗は知人が犬の散歩中に拾った猫で、一緒に生まれた兄弟姉妹です。
3匹のうちの2匹を引き取り、もう1匹は、拾った方がそのまま飼うことになりました。
今思えば、最初から3匹でも大丈夫だった気がしますが、
もともとは犬も猫も苦手だった自分が初めて猫を飼うのに、その時は2匹が精一杯でした。

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拾われて間もない頃の姫(手前右)と栗(センター)と、にゃんこちゃん(左)。

2013年の9月末ぐらいに拾われて、眼も開いてないぐらいだったそうです。
そこから毎日ミルクをあげて育ててくれて、我が家に来たのは12月。
3カ月くらいですから、ぴょんぴょん動き回っていました。そして家中の壁はボロボロに(笑)。
そんな姫と栗は、今、14歳。

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今朝の姫と栗。
寝室からリビングに移動させられても不貞腐れることもない。なんていい子たちなんだ!(笑)
最近は寝てばっかりですが、まだまだ元気に化け猫レベルに長生きしてほしいです。

 

 

2018年2月18日 | ひめくり日記, 展示会の様子