ひめくり日記, 展示会の様子

いよいよ始まります。

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再生のカタチ
星耕硝子×工房イサド×宮本佳緒里

2018年9月7日(金)~18日(火)
10:30~18:30 最終日は16:00まで
会期中の休み:9/13(木)
作家在店予定:
9/7(金)イサドさん、星耕硝子の亜紀さん
9/8(土)イサドさん(午後早目の時間まで)

 

明日9/5(水)と明後日9/6(木)の定休日をはさんで、明けの9/7(金)からは楽しみにしていた三人展がいよいよ始まります。

星耕硝子さんは秋田県大仙市に工房があるので、年に何度か行ったり来たりで常設でもお世話になっていますが、企画展に参加いただくのは4年ぶりです。
工房イサドさんはグループ展に何度か参加いただいていますが、2013年に開催した個展以来、久々に盛岡に来てくださることになり、とてもうれしいです。
宮本佳緒里さんはこれまでに個展を2回、昨年春には二人展で参加いただいて、京都から毎回来てくださっていました。今回も来盛予定でしたが、事情があってかなわず。残念ですが、作品はいろいろと届く予定ですのでどうぞお楽しみに。

企画展で季節やモチーフをテーマにすることは多いのですが、今回の【再生のカタチ】というのは、この三人だから浮かんだものだと思います。
組み合わせを考えながら今回の皆さんを思い浮かべた時に、相性の良さは想像できるけれど、何か共通するものがないかなって思いをめぐらせました。
「再生」という言葉が出てきたものの、考えすぎると重いような、言葉だけだとあまり伝わらないような、そもそも三人は「再生」がテーマの展示という話を受けてくださるかどうかとしばらくモジモジしていたのですが、2015年の終わりぐらいからお一人お一人と相談して、皆さん「それは楽しみ」と快く受けてくださって、まもなく開催に至ります。

星耕硝子さんはウィスキーボトルを使った青いガラスの作品を中心に、イサドさんは建具などの古材を額縁などに生まれ変わらせ、宮本さんはいろんな国の布を散りばめられてまたひとつの布にした作品などを届けてくださいます。

三人展のために、作家同士が相談して作った作品もいくつか並びます。
たとえば、DMの写真に使用したものはイサドさんの額と宮本さんの布を組み合わせた作品です。
星耕硝子さんのシュガーポットとイサドさんのスプーン、というコラボ的な作品も並ぶ予定です。
宮本さんは、いつかは生かしたいと思っていたガマグチを切った時に出る端っこの三角布をたくさん使ってみたそうです。前からやってみたかったことだったから、とても楽しかったとメッセージをいただきました。

そんな、 再生がテーマの作品を中心にした三人展です。
ぜひ足をお運びください。

台風の影響が気になります。
どうか各地に被害が出ませんように(祈)。
そして、どうか作品が無事に届きますように(念)。

 

※写真はDM用に下平桃子さんに撮影していただいた一枚です。
DMには縦位置の写真を使用しましたが、こちらの写真も素敵なので。

 

2018年9月4日 | ひめくり日記, 展示会の様子