ひめくり日記, 展示会の様子

【鉄瓶のある暮らし】前半終了。と、来月のお楽しみ企画。

【鉄瓶のある暮らし】は今日で前半終了です。
明日9/27(木)の定休日をはさんで、会期は10/2(火)まで。
最終日は16:00閉店となりますのでご注意ください。

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こちらは鉄の焙烙(ほうろく)。
作者の髙橋大益さんによると、豆を自分で焙煎して飲むコーヒーは格別だとか。
こだわりのある方は試してみてはいかがでしょうか?
鉄製で重さがあるため、ガス火での焙煎は腕の筋力的にツライらしいです。
これに関してはIHがおすすめとのこと。
置いてフリフリし続けること10分ほどで焙煎できるそうです。

IHといえば、鉄瓶はIHでも使えますかとよく聞かれます。
使えます。
私はIHではないのでしっかり詳しくはわかっていなくて申し訳ないのですが、熱の伝導範囲?というのが決まっているようなので、それに合うようであれば大丈夫とのことです。

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今回並んでいる鉄瓶の中で一番小さいのがこちらの小鉄瓶「んだなっす」。
ふざけていませんよ、正式名称です。
写真ではでっかく見えるかもしれませんが、本物の米なすみたいなサイズ感で、これの底部分は7cm弱で、IHは✖だそうです。

今日は、いつもやかんで沸かしたお湯を白湯で飲んでいるという方がいらっしゃいました。
鉄瓶で沸かしたお湯で用意した白湯を飲んでいただいたら、「いつも飲んでいる白湯と全然違う!」と驚いて、即、購入を決めてくださいました。
うれしかったですね~~。
よく聞かれる「お手入れは?」という質問もいただきましたが、いつもどおり「特に必要ないんです」というお話をしました。
とにかく水を入れっぱなしにしない、それだけなんです。
鉄ですから、長時間水が入っていたら当然錆びます。
だから、お湯を沸かしたら熱いうちに使い切るかポットなどに移すかして、中のお湯を出し切って蓋を開けておくと、鉄瓶は余熱で乾きます。
完全に乾いたら蓋をして定位置に置く、というのを習慣づける。
お湯を沸かすのに使っているだけなので、内側は汚れることもないから洗う必要はナシ。
外側も内側も、買った時が最高潮にきれいな状態で、時間とともに変化するもの、その変化も沸かしたお湯の色、味、匂いに鉄っぽさがなければ気にしないこと。
などなどをまたもや熱く語ったところ、「自分にも使えそう」、さらには「これからの何十年、毎日のように使って鉄分も取れるって考えたら高い買い物じゃないかも」とまで言ってくださったのでなんだかもう本当にうれしかったです。

は~、明日はいい休日になりそうです(笑)。

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先日、10月は水木休みにする予定ということを書きました。
開催中の【鉄瓶のある暮らし】が終了すると、10月中は常設展示となります。
企画展の予定はありませんが、お店の前で何か楽しいことができたらなぁと考えました。
それは【芋の子会】です!
ご近所のCafunē(カフネ)さんに相談したところ、「やりましょやりましょ!」とご快諾いただき決定しました。
そんなわけで、今回は店の前にテントを出します。
Cafunē店主・ちえみさんによる、3回目の【ちえみ食堂】は外で。
芋の子汁とおむすびなどをご提供いただく予定です。

芋の子会は10月13日(土)に開催します。
時間など詳細は…すみませんが後日ご案内いたします!
今日のところは<芋の子会やります宣言>ということで…💦

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写真は初めての【ちえみ食堂】の際の一枚。
2015年10月、陶來さんの個展の時が最初でした。

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こちらは今年2月の【ちえみ食堂】。猫まんまを作っていただきました。
こんなおいしい猫まんま、そうは食べられないと思います。本当においしかった。

どちらも写真では伝えきれませんが、出汁や食材のおいしさが口の中に広がって、なんともしあわせな気持ちになるちえみさんの料理。
今回は季節に合わせた芋の子汁を中津川沿いで!
お天気が良ければすごーく気持ちいいだろうと思います。晴れますように☀

 

ほかにも何かできるかもしれないし、もしかしたらないかもしれませんが、決まった時はお知らせします!
ちょっとだけ楽しみにしていただければと思います。

それでは、明日は定休日となりますのでまた明後日。
【鉄瓶のある暮らし】後半も皆さまのお越しをお待ちしております!

2018年9月26日 | ひめくり日記, 展示会の様子