ひめくり日記, 展示会の様子

【モノクロな猫たち】額装のこと。

【モノクロな猫たち】が2/7(金)から始まって、2/25(火)までの会期ですので明日がちょうど折り返しということになります。
今回、<猫なあれこれ>はもちろんですが、<猫たちの絵>の展示を楽しんでいただくということを考えて企画を練りました。

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昨日のブログでご紹介した作家さんごとの原画は、すべてそれぞれの方に額装までしていただいた作品で、こちらの写真で正面に展示しているポストカードを使って額装をしたものは、アートショップ彩画堂さんにご協力いただいたものになります。

木製のインチ版サイズでマットも統一して、モノクロ印刷のポストカード22種類をすっきりと展示したいという希望を伝えて、いくつかの候補の中から額やマットを選ばせていただきました。

個人的に、<猫たちの絵>で参加いただいている坂本千明さんの版画作品を何点か持っていながら、なかなか額装できずにいた私は、今回の企画の相談に行きがてら、彩画堂さんに額装をお願いしてみることにしました。
今日は、その時の様子を少しご紹介したいと思います。

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坂本さんがご実家で保護した「シノビ」のハガキサイズの版画です。
作品にはどれが合うのか、どんな額が自分は好きなのか、部屋に似合うのはどれなのか?

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先の白っぽいのはさわやかな感じで、こちらのゴールドはまたおもしろいけど…

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縁がこんな感じのものもまた良かったりして悩みます。

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もう一点、キジトラの版画も額装したくて同時進行で悩み中…。

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額を決めたらマットも決めます。これはなんとなく白ではないものにしたい。

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マットもいろいろあってこれまた悩みますが、初心者はあまり冒険しないでおこうと思いました(笑)。

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この日、額装が完成したのはこの3点。
実はこの時期、彩画堂さんの額縁フェアみたいなのをやっていて、お買い得な額との出会いに感謝です。

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少しずつ集めた坂本さんの作品をようやく壁に飾る日がやってきました!
左上の作品も、彩画堂さんで額装をお願いしました。
真ん中は工房イサドさんの額、右上の作品は坂本さんご自身の額装作品です。

美術とはあまり縁がない者としては、画材屋さんに入ること自体がハードルが高いと思っていました。
でも、坂本さんのシートは額装したいし、いろんな人の額装作品は見ていて楽しいし、いつかいつか…と思いながらなかなかきっかけをつかめずにいましたが、今回彩画堂さんにお世話になって感覚が少しつかめたので、これからは大いに楽しみたいと思いました。

【モノクロな猫たち】の会期中、インチ版の額縁をいくつか販売しています。
もしも飾りたい作品があるとか、お気に入りのポストカードを飾りたいとか、好きな額があったらぜひお手に取ってみてください。
マットを入れたい時は彩画堂さんに持ち込んで、マットを選んで額装を楽しんでいただけたら幸いです。

 

アートショップ彩画堂
盛岡市材木町4-30 TEL:019-622-7249

 

2020年2月15日 | ひめくり日記, 展示会の様子