ひめくりのこと

shop + space ひめくり

about01「地場のもの」と「紙にまつわるもの」。
時々フリースペースでギャラリー。
消費するだけではなく、人が集まる何かが、
日々、生まれるような場に。

そんなことをテーマに、ひめくりは2010年11月19日<大安>、中津川沿いにオープンしました。
岩手をはじめ東北とゆかりのある作り手の作品や、さまざまな紙もの、
リトルプレスなどの展示・販売をしています。
また、企画展や個展、時にはワークショップなどを開催。
スペースのレンタルも行っています。

川沿いをお散歩がてら、手仕事のものや企画展を見に、あるいはワークショップに参加など、
それぞれのスタイルでひめくりに足を運んでいただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

shop+space ひめくり
菊池 美帆

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まちの編集室プロデュース

“伝えたい、残したい、盛岡の「ふだん」を綴る本『てくり』”などの出版物を発行するまちの編集室には、
商品のセレクトやイベントの企画などでアドバイスをいただいたりしています。
そういった意味での“プロデュース”(もしくはアドバイザー)で、経営・運営という意味ではありません。
「ここ(ひめくり)は、まちの編集室ですか?」あるいは「ここで本を作っているんですか?」と聞かれることがあります。
まち編はフリーのライターとデザイナーなどの集まりで、普段は別々に仕事をしています。
時々ここに集まったり、それぞれの用事で立ち寄ったりはしますが、ここに来れば会えるということではありません。
また、「てくりを作っている方ですか?」と聞かれることもあります。
私はまち編のメンバーではないので取材などには関わっていませんが、校正や発送作業などのお手伝いをすることはあります。
以前は印刷会社に長く勤めていて、編集室のメンバーとは仕事仲間でした。
ずいぶん前から漠然とした夢みたいな話をしていたのですが、2010年、ずっと足踏みしていた夢が突然動きだしました。
自分だけではとてもかなえられないと思っていたことでしたが、
一緒に仕事をしてきたまち編のねえさん達に応援してもらうことで、実現したのがひめくりです。

まちの編集室
http://www.tekuri.net

about02店の名前について

「ひめくり」には、“日めくりカレンダーのように毎日新しい何かと出会う場所”という意味と、
“本のページをめくる仕事に私たちはこれからも携わっていく”という思いが込められています。
発案者はまちの編集室の水野さん。
裏話ですが、私が一緒に暮らしている2匹の猫の名前は「姫」と「栗」といいます。
水野さんはそれを知らずに「ひめくり」という案を思いつきました。
運命的なものを感じて、迷うことなくこの名前に決めました。

※栗は2023年5月8日、19歳8カ月の猫生を全うしました。