日々のこと, 本・紙もの
一週間後のこと+坂本さんのカレンダー情報など。
一週間後の10/20(金)からは久保田健司さんの個展です。
深まっていく秋にぴったりな雰囲気の展示になる気がしてなりません🍁
見逃したくない!という方は予定の確認をお忘れなく~!
坂本千明さんから、カレンダーと猫版画(はがきサイズ)が届きました。
手前真ん中あたりのクラフト紙の包みの中に、A4サイズのカレンダーが折りたたまれて入っています。
例年どおり一枚もので、紙版画で刷った猫たちを元原稿にして印刷されています。
中身は見てのお楽しみということで、あえて載せません(^_^)
って言っても坂本さんのブログなどを見ればババンと載っていますので、
見たい方はぜひそちらでご確認ください。
カレンダーの左側や奥には、はがきサイズの猫版画。5種類、各2枚ずつ届きました。
手前の子は子猫っぽく見えますが、おばあちゃん猫の「チビ先輩」。
サバトラのかわいこちゃんです。
(※坂本さんよりご連絡いただきまして、おばあちゃんではなくおじいちゃんだそうです(笑)
思い込みで書いてしまいましたがどっちにしてもかわいこちゃんであることには変わりナシ)
ほかは坂本さんの先代猫、ハチワレの「楳」さん。
そして、手前左にちらっと見えるのは、楳さんが主人公の坂本さんの著書『退屈をあげる』が
まもなく出版社より刊行されるということで、そのお知らせとなっております。
こちらは坂本さんが自費出版をした私家本『退屈をあげる』。
ご自身で印刷などの手配をして、本の注文を個々に受け、発送をして…
第四刷(増刷を3回して)、合計で2,000冊が完売。これは本当にすごいこと。
数的なこともそうですが、一人でいろいろやるのは本当に大変なことです。
楳さんに対して、今一緒に暮らす墨と煤に対して、
そしてすべての猫に対しての想いがあればこそ成しえたのではないかなぁと思います。
その結果、なんと出版社からの刊行が決定。これもまたほんとにほんとにすごいことです。
出版社から本が出るということは流通にのって書店などで販売される…
より多くの方の目に触れ、手に届くということになります。
近くに売っているお店がなかったという方には朗報ですね。
とはいえすべての書店さんで取り扱いがあるということではないかもしれませんが、
取り寄せをお願いすることが可能なところが多いのではないかなと思います。
ついつい説明が長くなってしまいましたが、当店でももちろん販売をしますので、
よろしければぜひお手に取ってみてください。
10月25日刊行予定、装丁は盛岡市出身の名久井直子さんだそうです。
いただいたご案内の中に書かれている、坂本さんの言葉をご紹介します。
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2014年冬、一冊の小さな本を作りました。
私と猫の、ごくごく些細な日々を綴った本です。
思いがけなく多くの方々の手に渡り、
小さな本は様々な声に形を変えて、
私の元に帰ってきてくれました。
2017年秋、新たな形となった本が
再び飛び立ちます。
一冊一冊が、その手に届きますように。
坂本千明
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話はガラッと変わりますが、
昨日の岩手日報 週刊 いわてTVガイドに掲載いただいただきました!
2面は平泉の「せき宮」さん、3面が当店で
“ショップオーナーおすすめの岩手の工芸品”というテーマで組まれた特集です。
ちょっこっと書かれていますが、
私が工芸品に興味を持つきっかけになったのが「せき宮」さんで買ったうつわだったので、
こんな形でご紹介いただけるというのはなんだかとてもうれしかったです!
その時買ったのは陶來さんのマグカップでした。
当時は店を始めるなんて思ってもいなかったし、陶來さんの名前も覚えていませんでしたが、
その後、前職の取材先として陶來さんを訪れたり、さらには今は仕事でお世話になっているという、
なんとも不思議なご縁というか、つながりがあるもんだなぁと思います。
マグカップは今も愛用しています!