ひめくり日記

飯坂さんの小品展は明日28日まで。

PA042797(2)

「花巻の聴音壕」

 

花巻市内に今も残っている戦争遺構「花巻防空監視哨聴音壕跡」を描いたもの。
ほかの会場で同じ場所を描いた大きめの作品を展示したことがあるので、見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
同じ対象を、サイズを変えたり画材を変えたり、時には色味を変えたりしながら何枚も描いてみるというのが、展示を重ねて、あるいは展示を観に行って、あるいは数えきれないほどのポストカードを見てわかります。

 

PA182817(2)

「ねこ雑感」

 

この絵はこう描くぞ!と決めて描いたものではなく、ご本人曰はく、いたずら描きの一部のようなものとおっしゃっていましたが、こんな感じはどうだろう?というものを大きめの紙にいろいろと描いているうちに、ある部分がいい感じにまとまって、一枚の作品になった、という感じらしいです。

 

今回の小品展にご用意いただいた全作品22点のご紹介が今日で完結。
約一カ月間、眺めてくださった皆さまには感謝申し上げます。

いよいよ明日28日が最終日となりました。
いつもより早い閉店時間で16時までとなりますのでご注意ください。
明日も皆さまのお越しをお待ちしております!

 

DSC_3227

なんとなく我が家の姫、近影。
先月、無事に22歳になりました。

2025年10月27日 | ひめくり日記, 展示会の様子

 

飯坂さんの小品展は明後日28日まで。

PA042798(2)

「啄木賢治青春館」(ご売約済み)

 

見覚えのある青春館とは違うような…と思う方が多いと思います。
なぜならバス通り側ではない、裏側を描いているから。
こちらは会期早めにご売約となりまして、次にご紹介する作品と差し替えたので、ご来店のタイミングによってはご覧いただいていない作品になります。ご了承くださいませ。

 

PA252853

「ハマボウフウの浜」(ご売約済み)

 

こちらは飯坂さんの故郷・余市の風景だそうで、厚紙に麻布のを貼ったものにアクリルで描かれています。
飯坂さんが使っている画材は主にアクリル、紙は水彩紙はもちろんなのですが、和紙や麻布、時には銀紙などいろいろで、絵を観ながらお話しを聞いているととてもおもしろいです。
会期途中からの展示となりましたこと、ご了承くださいませ。

 

PA252849(2)

「ロシアの塩壺」

 

以前、ロシアのお土産としていただいたものだそうです。
写真ではわかりづらいと思いますが、今回の作品の中では一番小さくて、額のサイズは80×100mm、一段低くなっている部分を白く塗って小さな点を付けているところがまたいいですね。

 

飯坂さんの小品展は明後日28日(火)の16時までとなります。
残すところあと2日。
お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

 

 

2025年10月26日 | ひめくり日記, 展示会の様子

 

今後の予定。

10月もあっという間に残すところ一週間となりました。
早い、早過ぎる…。
毎年そう思っていますが、今年はやけにそう感じるのはなぜでしょう(歳のせいか…)?

今日は今後の予定を。

・・・・・

まずは飯坂さんの小品展より。

PA252848

「古い工場(こうば)」

 

開催中の「飯坂真紀 小品展」は、10月28日(火)まで。

10月28日(火)展示最終日・16時閉店
10月29日(水)定休日
10月30日(木)定休日

 

スクリーンショット 2025-09-17 081717

10月31日(金)~11月11日(火)
しずく糸展 手織りと柿渋染め帆布バッグ →

 

11月5日(水)定休日
11月6日(木)定休日
11月11日(火)展示最終日・16時閉店
11月12日(水)定休日
11月13日(木)定休日

 

akioyanagitoratori_2025_f

11月14日(金)~12月2日(火)
Aki Oyanagi×toratori 絵皿とイエティ →

 

・・・・・・・・・・

 

DSC_3218

今日明日のイベントです。

 

◎うるしるみしる
10月25日(土)10:00~16:00
10月26日(日)10:00~15:00
岩手銀行赤レンガ館

滴生舎さんや安比塗漆器工房さん、玉山保男(艸工房)さん、佐々木暢子(漆工房 朱楽~あけら~)さんなど、お世話になっている皆さんが出展されています。

 

◎第15回 いわて木の工房展
10月25日(土)11:00~17:00
10月26日(日)10:00~16:30
ビッグルーフ滝沢 大ホール

こちらには、橒工房の橋本さんや、東北巧芸舎の佐藤さんが出店されています。

・・・・・・・・・・

最後にもう一点、飯坂さんの小品展から。

PA252850(2)

「プルーン」(ご売約済み)

 

 

 

飯坂さんの小品展はあと4日。そしてイメチェンとクマ騒動。

開催中の「飯坂真紀 小品展」は、いよいよ残すところあと4日。
最終日の10月28日(火)は16時までとなりますので、時間にお気をつけくださいませ。
小品展から、今日も何点かご紹介したいと思います。

 

PA192828(2)

「神楽の丘(幸田)」

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、飯坂さんは多趣味でいらっしゃいます。
音楽や映画はもちろんですが、伝統芸能も(これは趣味のひとつと紹介してしまうとちょっと違うかも。ライフワークと言ったほうがいいかもしれません)。
そんな飯坂さんは幸田の神楽がとても好きだそうで、こちらは幸田地区にある建物を描いた作品です。
よく見ると、手前の草むらにはたくさんの文字。これは神楽の歌を描かれたそうですよ。

 

PA192829(2)

「ハナミズキが咲いていた」

 

飯坂さんがよく通るところにあったというレンガの家。
いつも素敵だなぁと眺めていたそうですが、きっとハナミズキの季節は特にも素敵だったのでしょう。
残念ながら、この建物は今年取り壊されてしまったそうです。

 

明日10月25日(土)は、お昼ぐらいから飯坂さんが在店の予定です。
明後日26日(日)は夕方近くぐらいからの予定ですが、天候次第のところ。
飯坂さんの展示としては最後の週末ですので、お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りください。

・・・・・・・・・・

さて、定休日前に「休みの間にイメチェンします」と書きました。
対岸から見た建物の外観をご覧ください。
昨日のイメチェン後に撮ったので、定休日でロールカーテンを下げていますが…

 

 

PA232842(2)

こんな感じ。
イメチェン前の姿はひとつ前のブログを見ていただければ…

 

店内からの眺めのビフォーアフターはこんな感じです。

DSC_3162

ビフォー

 

DSC_3201

アフター

 

どこが変わったか、おわかりいただけるでしょうか?
答えは、ドアと窓まわりの色を塗り替えました。

ふ~んという感じかもしれませんが、自分的には結構イメチェンしたつもりです。笑
少し前に書いたのですが、大家さんが外壁のお掃除をするにあたり、その流れで同じ業者さんに塗り替えをお願いできることになりました。
来月、15周年を迎えるにあたり、ここは思い切って色を変えてみようということで、濃いめのこげ茶を選びました。

変な言い方ですが、しっかりした店っぽくなったというか…?
一応しっかりした店のつもりですが(笑)、また新たな気持ちでやっていきたいと思います!

・・・・・

PA232845

昨日は早朝からクマの出没情報で大騒動でした。

一昨日は9時から、昨日は11時から店に出てきていました。
一昨日だったら確実にクマを目撃したと思いますが、昨日店に着いた時、クマは店の前をすでに通過した後で、東大橋のあたりに移動していました。
日中はSNSで、夜はテレビのニュースで何度となく見覚えのある風景が映像で流れて、実物を見てみたい気持ちがなかったと言えばウソになりますが、なかなかの足の速さと川を渡る姿を見て、やっぱりこわいなと思いました。

昨日の今日で、騒動の現場である中津川沿いの店にお客さまはいらっしゃるのだろうかと思いましたが、いつもの金曜日より多いくらいの感じでうれしいやらありがたいやら、でも皆さん気をつけて、私も気をつけますという会話を多くの方と交わしました。

写真の「立入禁止」テープ(盛岡東警察署の文字があるということは、所轄ごとにあるんですね、きっと)は、撤去されました。

 

P1012847

今はこんな△コーンが置いてあります。

今日もまた、盛岡市内で目撃情報があったようで…。
とにかくどなたさまもご安全に。

 

 

(勝手に)願うこと。

DSC_3159

飯坂真紀さんの小品展。
今回は、店奥のスペース+レジ前の壁にも数点、作品を展示しています。
奥と手前の2点は一昨日のブログでご紹介した作品で、今日はその間の2点をご紹介したいと思います。

 

PA192824(2)

「国会正門前」

 

何年か前に上京した際、一度はしっかり見てみようと訪れたという国会議事堂。
その目で捉えた時、たまたまの赤信号だったそうですが、勝手に意味ありと思ってみたり。

 

PA192825(2)

「peaceを歌え」

 

飯坂さんから“チェリストのパブロ・カザルスという人が「鳥たちは空で歌う、『ピース(平和)、ピース、ピース』と」と語って、1971年の国連で、故郷であるカタロニアの民謡『鳥の歌』を、平和への思いを込めて演奏した”という話を教えてもらいました。

聞いた時、たしかに「ピース、ピース」という感じで鳴く鳥って身近にもいるなぁと思って、鳥のほうにはそんな気はないと知りつつ、それを平和への祈りのように感じるのは人ならではのことで、ちょっと感じ入りました。

 

PA192826(2)

個人的には、この2点を合わせて展示したところに意義深さを感じております。

今日、私たちの国では新しい首相が就任しました。
正直、期待より不安のほうが大きいので、これまで以上に情勢が気になるところです。
飯坂さんとはそういう話(選挙のこととか)をすることもあるので、今回の展示で国会議事堂の絵が飾られた時は(お、来たぞ~)と内心思いました。
究極は、平和を願うのみ!

 

飯坂さんの個展は来週28日(火)16時まで。
残すところあと5日です。
最後の週末は、25日(土)はお昼ごろから夕方まで、26日(日)は夕方近くから在店の予定です。
お近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

・・・・・・・・・・

明日22日(水)と明後日23日(木)は定休日です。

PA212832(2)

定休日明けはちょっとイメチェンしている予定です。

 

 

 

 

飯坂さんの小品展より。そして秋谷茂郎さんから届いたもの。

IMG_8594_2
マグノリア

マグノリアという言葉は聞いたことがあるけれど、何のことだったかな?ぐらいの記憶だったのですが、飯坂さんによりますと、植物の名前だそうです。

調べてみるとモクレンの仲間だとか。

飯坂さんの作品は、建物がきっかけでこの場所を作品にされたのかな?という印象のものが多い気がしていましたが、お話しを伺ってみると、ここのお花がきれいで…など、植物がきっかけということもあるそうです。

町名までは伺っていませんが、盛岡市内の三ツ割近辺にあるマグノリアだそうです。

よくよく見ると枝の表現の仕方や白い花の塗り重ね方なども面白い。

マグノリアの白と空の青、ピンク色の花、手前の軽トラや倉庫のような建物の色味の組み合わせが、やわらかい雰囲気の作品です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続きまして、今日はもうひとつご紹介を。
先週開催された北のクラフトフェアにも参加されていた秋谷茂郎さん。

北クラ終了後に寄ってくださいまして、その際に作品をお預かりしました。

日に日に寒くなってきているので、温かい飲みものを飲みたい方は多いと思いますのでまずはこちらを。

IMG_8580_2
リンゴ釉カップ&ソーサー
カップ 約8cm×H7cm持ち手含む約11.5cm
ソーサー 約120cm×H1.5cm

シンプルでいながら、持ち手のかたちやソーサーの大きさから可愛らしさもあるカップ&ソーサー。
秋谷さんの器をご紹介する時に良く書いてしまいますが、質感がしっとりさらりとしていて、触り心地も良いのが特長のひとつ。

そういえば、ソーサーもセットというものを届けてくださったのは珍しい気がしますが、こちらのソーサーは小皿として単体でもお使いいただけそうなシンプルさ。

IMG_8581

IMG_8582
伝わるようにうまく撮れなかったような気がしますが、リンゴ釉ならではのところどころ艶もあるところもまた良いのです。
気になる方はぜひお手に取ってご覧いただきたいです。

IMG_8583_2
リンゴ釉切立リム皿6寸

こちらもシンプルなかたちで幅広くお使いいただけそうなリム皿。
6寸皿は取り皿としてもお使いいただけそうですし、ケーキ皿としても良い気がしますし、とにかく出番が多くなりそう。

この他に7寸・8寸のタイプも届けていただいています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近熊のニュースが多いなぁと思っていてたら、何やら近めのところで目撃されたという情報も。

健康のためにもできるだけ歩きたいとは思っているのですが、外出時は本当に気を付けましょう!と思う今日この頃です。

R

 

飯坂さんの小品展は後半に入りました。

PA192827(2)

「アルペン物語Ⅱ」

 

こちらは会期後半に入ってから飯坂さんが届けてくださった作品で、ご売約済みの一点と差し替えました。
過去作ですが、桜山の喫茶店・パァクのメニュー「アルペン物語」を描かれたもの。
たしか1993年に雫石で開催された「アルペンスキー世界選手権」の時に考えられたメニューと記憶しています。

93年か…と若かりし頃の自分を思い出したので、飯坂さんの若かりし頃とつながる作品をもう一点載せますね。

 

PA192830(2)

「門番所」(ご売約済み)

 

飯坂さんは出身は北海道の余市ですが、大学時代(岩手大学教育学部特設美術科)からは盛岡。
「門番所」は、明治36年に盛岡高等農林学校の正門脇に建てられたもので、重要文化財に指定されています。

私は実際の建物を見たことがありませんが、店のオリジナルカレンダー「モリオカノオト」でさいとうゆきこさん(ゆきこさんも岩大卒業生で年代は少し離れていますが飯坂さんの後輩になります)も描かれていて、多くの人(特にも岩大に縁がある人は尚更でしょう)がこの建物を愛しているんだなぁと思います。

 

なんとなくの気分で、飯坂さんが帰省の際に印象に残って描いたという作品もご紹介します。

PA192823(2)

「俱知安(くっちゃん)駅」(ご売約済み)

 

函館本線の「ニセコ駅」の隣だそうです。
小樽から普通列車で約90分。
函館からだと…なんて調べてみていたら、もしかして若い時の北海道旅行で通過はしたんだろうか?と思ってみたりしましたが、今となってはわかりません。

 

PA192822(2)

「函館本線」(ご売約済み)

 

電車の車窓から見える風景で、いつも気になっていた家を描いたもの。
手前は雪、向こう側は海。
今回展示されている中で、好きな絵のひとつです。

 

北海道に行ったのは、中学3年の修学旅行と20歳ぐらいの時に友人と行った北海道旅行の2回だけ。
また行ってみたい気持ちはずっとあって、先立つものと時間があれば…
そんなこと言ったら、北海道だけでなく行きたいところはいっぱいあるんですけど。笑

せっかく「大人の休日倶楽部」に入ったのだから、お得にちょこっと旅みたいなのをできたらいいな~、そのうちに…という思いが強まる今日この頃(←〆の常套句)です。

 

 

2025年10月19日 | ひめくり日記, 展示会の様子

 

カレンダー情報と、飯坂さんの黒猫とアスパラ。

書家の伊藤康子さんから、カレンダーが届きました。

PA182818(2)

毎年ブレない、康子さんのCOOL(←普段あまり使わないけど使ってみた)なカレンダー。

 

その年によってテーマを決めて制作に取り組まれているのですが、今回は【行百里者半於九十(ひゃくりをいくものは きゅうじゅうを なかばとす)】。
康子さんから、字の部首や、ことわざなどの話を聞く機会がありますが、その都度、自分の無知さが情けなく感じつつ、素直に勉強になるなぁと思います。

店のレジ脇に掛けて使っているのは毎年康子さんのカレンダー。
こちらもブレません。笑

 

・・・・・・・・・・

 

PA182816(2)

「秋のアスパラ」(ご売約済み)

 

小さめの作品で、会期の最初のほうでご売約済みとなりました。
飯坂さんのお宅の庭のアスパラが秋になると赤い実を付けるそうで、その様子がとても好きで、一緒に暮らしていた「クロちゃん」が歩いている姿を想像して描かれた作品。
アスパラに赤い実が付いたのを見たことがないと言ったら、飯坂さんが届けてくださいました。

 

PA182820(2)

かわいらしい。

 

小品展が始まってすぐの頃に、先ほどの作品を観た方の何人かから「猫の名前が“アスパラ”っていうんですか?」と聞かれました。
やはり、アスパラに赤い実が付くことはご存知なく、飯坂さんから説明されて「へ~!」と驚いていました。

その時はまだ実物がなかったので、飯坂さんが持ってきてくださってから、もしまた聞かれたらはりきって答えようと思っているのですが、残念ながらまだお話しする機会が訪れていません。笑

 

・・・・・・・・・・

 

DSC_3124

昨日、旧石井県令邸に行ってきました。

 

DSC_3120

泉田之也さんの個展が昨日までだったので…。

こちらのご案内はできずじまいでしたが、最終日の昨日は泉田さんご本人が在廊されていて、県令邸での展示は4度目かな?とお話しされていました。
泉田さんの作品と県令邸の空間の魅力が合わさって、本当にかっこいい(語彙力なくてすみません…)展示でした。

 

飯坂さんの小品展より。そして本の入荷情報。

IMG_8568_2煙突のある町

この場所は、神子田の朝市に行ったことのある方なら通る方もいらっしゃるのかもという場所。

数年前まであった煙突で今は残念ながらなくなってしまいましたが、盛岡市立河南中学校前、茶畑の銭湯「菊の湯」さんの煙突です。

様々な建物や風景を描かれている飯坂さんは「煙突」がある場所というのもひかれる所のひとつとか。

ご近所で銭湯に通っていた方などは、余計に懐かしさを感じると思いますけれども、煙突前の坂道を歩くエプロンをした老婆のうしろ姿も、より懐かしさが漂うような作品です。

今日も平日にも関わらず、展示を観にいらしてくださる方が多くうれしく思います。
飯坂さんが午後に少し寄ってくださいましたが、明日18日(土)は午後に在店してくださる予定です(夕方くらいまで)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして今日はもうひとつ。
本の入荷情報です。

猫のものといえば、どちらかというと店主Mさんにお任せしていますが、珍しく今日は私からご紹介させていただきたいと思います。

IMG_8559_2SABINKA A MAKULKA
サビンカとマクルカ
著者 出久根育
発行所 Gallary Kasper

チェコ在住の画家、出久根育さんの画集。
ご縁をいただきましてお取り扱いさせていただくことになりました。

発行元である葉山のGallary Kasperさんによりますと、Gallary Kasperさんでの2度目の個展に合わせて作られたという一冊です。

出久根育さんが一緒に暮らしている2匹の猫、サビンカとマクルカを描いた作品。
テンペラ画が中心で中にはモノクロの作品も。

猫の毛の質感や2匹の猫の動きも伝わってくるような大胆な作品で、猫と暮らしている方にはより一層響くものがあるかも。

装丁はサイトヲヒデユキさん。
作品はもちろんのこと、少し細かくなりますが、箱、表紙、見返し、扉、余白、文字の大きさ、紙の質感などなど、どのページを開いても美しく、絵がお好きな方、猫がお好きな方、アートブックがお好きな方には大切にしたくなりそうな一冊です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

定休日明け。
朝の暖かそうな日差しに騙されて?今日は薄着で来てしまいました。

何を着たらちょうど良いのかわからなくなる季節。
皆さまも風邪などひかれませんようにご自愛ください。

R

 

飯坂さんの小品展より。そして梅里進さんから届いたもの。

IMG_8518_3
神話的牛(ご売約済み)

こちらの作品を観た時、まずは額との相性がぴったりな作品という印象がありました。

牛のモデルが存在するというわけではないそうです。

和紙に様々な画材を使って描かれていて、土やレンガのような質感といえば良いでしょうか。
細身の牛と写真では伝わりにくいと思いますが、ほんの少し金色が使われているところも神話らしい雰囲気。

ぜひ、じっくりとご覧いただきたいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

続きまして梅里進さんから届けていただいたものをご紹介したいと思います。

長年変わらずに届けていただいている木のお家。
残り少なくなっていたところ、先日補充してくださいましたが最近は今までとは少し違うタイプの作品もいくつかございます。

IMG_8534_2

こちらはステンドグラスを使用していないタイプ。
何種類かの木を組み合わせているものが多いですが、中には一種類の白木を使用したシンプルなタイプも。

今までは窓部分がステンドグラスで作られているタイプを中心に届けていただいていますが、中にはこちらのタイプの方がお好きな方もいらっしゃるのでは。

IMG_8531_2

そしてもうひとつ。

IMG_8527_2
今回は今まで届けていただいた中でも一番では?という大きいサイズの教会も届けていただいています。

サイズは21cm×6cm×H9.2cm。

見えにくいですが、左上の窓部分にはステンドグラスが使用されています。

最近、以前に比べて教会を選んでくださる方が多い印象がありますが、今回ぐらいの大きさを待っていた方もいらっしゃるかも。

IMG_8537_2
試しに最初にご紹介した家と並べるとサイズ感はこのような感じ。

この他に今日はあまりうまく撮れませんでしたが、ステンドグラスを使用したタイプも届けていただいています。

IMG_8547

・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は北クラ明け最初の平日。
昨日までよりゆっくりな時間が流れているように感じる日でした。

明日15日(水)・明後日16日(木)は定休日となっております。
また週末のご来店をお待ちしております。

R