ひめくり日記, 日々のこと
栗のこと。
突然ですが、そして私事ですが、一緒に暮らしてきた猫の「栗」のことを書きます。
5月8日(月)のお昼ごろ、栗の猫生が終わりました。
19歳8カ月。
![Screenshot 2023-05-31 at 19-55-42 Nagasawa COFFEE - Instagram いよいよ今週末 6_3(土)、6_4(日)の2日間 盛岡城跡公園、歴史文化館前広場にて IWATE COFFEE FESTIVAL 2023 が開催です。 このイベントは元々2[...]](http://himekuri-morioka.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/59c9a7b55db5d3ae6fc415bf1595eca5.png)
約20年前、携帯電話のカメラで撮った画像。
我が家に来た時には想像もしませんでしたが、ずいぶん長生きをしてくれました(きょうだいの「姫」は引き続き長生き中です)。
姫も栗も、ありがたいことにたまたま丈夫な体に恵まれたのだと思います。
栗のことを少し振り返ります(と言いつつ長いです)。
![Screenshot 2023-05-31 at 19-52-36 Nagasawa COFFEE - Instagram いよいよ今週末 6_3(土)、6_4(日)の2日間 盛岡城跡公園、歴史文化館前広場にて IWATE COFFEE FESTIVAL 2023 が開催です。 このイベントは元々2[...]](http://himekuri-morioka.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/eacda18fadb47e5e45ac274d547f7557.png)
我が家に来てほどなく、留守中に足を痛めたのか、ミーミー鳴いて動かないので動物病院に連れて行ったら、骨は折れていないけど一応…と、ギブス代わりに割り箸で固定されました。笑
その後はすくすくと大きくなり特に何事もなかったのですが、7歳の時、尿路結石になりました(この時が最大重量で6.9㎏)。
その時からお世話になっている病院の先生にダイエットのアドバイスを受け、その後は6㎏ぐらいをキープ。
おかげさまで尿路結石を繰り返すこともなく、その後はずっと安定していました。
2019年のお盆過ぎ(16歳間際)に、原因不明(夏バテぐらいしか思い当たらない)ですがごはんを食べられなくなって、その時に体重が減り、背中をなでるとお肉がなくなってゴリゴリと骨の存在を感じるようになりました。
その後食欲は復活し(でも体重は戻らず、しばらくは5㎏くらいをキープ、去年の夏ぐらいは4.5㎏、今年3月の健診では3.9㎏)、旅立つ3日前まで、足が動かなくなって歩けなくなってもごはんは食べていました(&水も飲みました。それがとても救いでした)。
一年前ぐらいから、時々トイレの手前で小をすることがあり、ペットシーツを敷いてみたりして、病院で先生に相談したら「トイレの近くまで行くならヨシとしましょう(トイレに向かう意識はしっかりあるのであって、認知症とかではないという意味かなと理解しました)」と言われて、あんまり神経質になるのはやめようと思うようになって、気づいたら掃除、ただそれだけのことと思いながら過ごしてきました。
3月、なんだかずいぶん後ろ足が弱っているように見えて、足が滑らないようにフローリングの床にマットを敷きました。
4月、歩き方に違和感があるように見えたので病院に連れて行ったら、やはりかなり筋力が落ちているとのことで、留守中のトイレなどのことを考えてオムツをしてみてはと言われ、4月下旬、オムツデビュー。
意外や抵抗せず、大人しく装着させてくれました(抵抗するエネルギーがもはやなかったのか)。
トイレの心配は減ったわけですが、それから加速度的に3歩から2歩、2歩から1歩、そして歩けなくなりました。
それでも食欲はある。水も飲む。
もしかしたら…と淡い期待もありましたが、残念ながらそんなミラクルは起きませんでした。
最後の三日間。
土曜夕方、家に帰ったら栗の顔が濡れていて、てんかん発作の後らしき形跡(姫が数年前からてんかん発作とお付き合いしているので理解できる状況)。
それでもその日はごはんを食べて、水も飲んだ。
日曜日は発作が2回、抗けいれん剤入りの強制給餌を少し受け入れてくれたり拒否されたり、意識はあるのかないのか、目を開けたまま、まばたきをしない。
病院に薬をもらいに行き、先生と話をする。
てんかん発作の後は過度な刺激は与えないほうがいいと姫の時に聞いていたので、この時点では病院に連れて行くことはせず。
月曜は仕事が休みだったので、日曜の夜は栗の横で過ごす。
夜中から朝にかけて、5回も発作が起きてしまい、いよいよこれは…と病院の開く時間に電話をして状況を説明したら、とにかく水を飲ませることを最優先にとのことだったので、薬入りの水をシリンジで飲ませようと「栗、栗」と呼びかけるとコクンコクンと飲み込んでくれた。
ここで私は「よかった、飲んだ」と少し安心してしまい、栗の横でウトウトしてしまって、たぶん30~40分後くらいだったと思うけど、ハッと目を覚ました時には栗のお腹は動かなくなっていた。
あっという間でした。
病院に連れていったほうがよかったのかどうか、わかりません。
でも、最後に姫と私の間に栗を挟んで川の字で過ごせてよかったと思いたい。
歩けなくなって、最後のほうは発作が続いて、しんどかっただろうと思います。
それがそこまで長期間でなかったことは少しでもよかったと思うし、自分が休みの日でそばにいさせてくれたことも、水を飲んで私をちょっとだけ安心させて、寝ちゃった少しの間に逝ってしまうとか、計算済みとか合わせてくれたとかじゃないと思いますが、何なの男前過ぎるんじゃないのと泣けてきました。
「猫ってそういうところある」と何人もの方が話されていました。
猫すごい。

7日(日)の午前中かな。これが最後の抱っこになりました。
5月11日(木)、栗のことをかわいがってくれた人たちに見送られながらの火葬。
こうなった時に、残されたほうの姫がどうなるかとても心配でしたが、ひどく落ち着かないという感じではなく、もうどんだけいい子たちなのかと。
昨年5月に母が、そして今年は栗が逝き、それぞれその時を迎えるまでに数えきれないほど急な遅出や早退をさせてもらいました。
姫のこともあり、その状況は今も続いていましてRさんには感謝しかありません。
猫飼い仲間や先輩たち、店で「猫ちゃんたちは元気ですか?」と声を掛けてくださる皆さん、そっと気にかけてくださっている皆さんのおかげで保てている状況に感謝しつつ、これからも姫のことを見守っていきます。
姫と栗は一年に一度、15歳からは半年に一度、血液検査で健康診断を受けていました。
猫たちにとっては苦手な病院だと思いますが、定期的に診てもらうことでこちらが得る安心感のために行っているようなものかもしれません。
そのおかげで、先手を打てたこともあったと思うし、少しずつ心構えもできたところもあります。
今はSNSなどでいろんな方の猫との暮らしを垣間見ることができます。
それにより得た情報は自分にとっては(すべてを鵜呑みにしてはだめですが)参考になることも多く、姫や栗のことを書くことで、誰かが「そうか」と思うことがあるかもしれないしないかもしれない。
ここまで書かなくてもいいような気もしつつ、でも書いちゃうのが私なので(笑)お付き合いくださった皆さまには感謝申し上げます。
栗も姫も、たくさんの方に気にかけていただき幸せ者です。
ブログにもSNSにも数えきれないほど登場させているので、しっかりお伝えしようと思ったらこのような形になりました。
最後に。

2021年、企画展に合わせて坂本千明さんが紙版画で描いてくださった栗。
火葬に合わせて何か遺影を…と思った時に、膨大過ぎる画像から選ぶ気力はなく、あ!坂本さんの版画を額装しようと思いました。
なんかいろいろとおかしな考え方のところがあったかもしれないけど、良い送り出しができたと自分では思っています。
このことを坂本さんに相談した時、快諾していただいてとてもありがたかったです。
たくさんの思い出、書ききれません!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
