ひめくり日記, 木工・漆・竹細工, 陶磁器・ガラス・鉄器

新生活におすすめのうつわ。第1弾

3月も下旬に差し掛かかり、新生活に向けての準備をされている方もいらっしゃるのでは。
かれこれ数十年前ですが、初めて一人暮らしをすることになった時、最低限、必要なうつわを用意したことを思い出します。

必要なうつわといえば、まずはお茶碗(飯碗)とお椀(汁椀)でしょうか。
そんなわけで今日は…。

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当店の飯碗の定番と言えば、金沢英徳さんの「粉引しのぎ飯碗」。

こちらは陶器。
適度な厚み、重さで安定感のある飯碗は、白米はもちろん、炊き込みご飯もおいしそうに見えること間違いなし!な気がします。
左が小で右が大の2種類のサイズがあります。

 

クラフトマンスタジオ冬扇・髙橋昌子さんのめし碗も人気です。
こちらは磁器で、薄くて軽い、レンジもOKというのがうれしいところ。

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「ひとしめめし碗」

ふっくらした丸味のある飯碗です。
外側にうっすらと、凹みの線が入っています。

 

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「モザイクめし碗」

ひとしめめし碗と比べると、やや直線的な立ち上がり。
外側は無地、内側の一部分にだけ「モザイク」と名付けられた装飾が施され、ワンポイントになっています。

種類は少ないですが、いずれも使いやすい飯碗だと思います。
続きまして、汁椀。

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滴生舎さんの浄漆椀(左から大・中・小)溜
※現在、中は欠品中です

 

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浄漆椀(大・中・小)朱

 

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角椀・大・朱(溜もあります)

 

漆器の価格はそれなりにするものですが、大事に使えば長くご愛用いただけます。
大事にと言ってもそんなに難しいことではないので、興味はあるけど使い方が不安というような方はお気軽にお声がけいただければと思いますし、ぜひ使ってみてほしいです。

漆器の良さはいろいろありますが、熱いものが冷めにくい(陶磁器よりは冷め方がゆっくり)とか、経年変化を楽しめる(洗った後に拭いてあげるとツヤツヤに)とか。

先日、チラッと書きましたが、滴生舎さんから4月1日より価格改定のお知らせが届いています。
各種お椀をはじめ、いずれのうつわも1500~2000円くらい価格が上がりますので、ご検討中の方はよろしければ3月中に。
それぞれ在庫に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

※漆器の写真はHPの【定番商品】用に奥山淳志さんに撮っていただいたものです。

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今日のブログをRさんにチェックしてもらったら「なんか今日は真面目な感じですね~」と言われました。笑
最近、白鳥、ばっけ、ぐんまちゃん、そしてマーク🐌など、店の情報以外のことしか書いていませんでしたからね。

冒頭の話に戻りますが、この時期は、初めて一人暮らしをした時のことを思い出します。
その頃、無印良品はミドリヤの中にあって、グラスとカトラリーを買いました。
ペンギンカフェという雑貨屋が菜園にあって、そこでは大中小のお皿とマグカップを買って。
お茶碗はたしかミスタードーナッツでもらった原田治さんのイラストのもの、お椀はメイク(現DCM)で買ったはず。
もう手元に残っていないものもありますが、カトラリーは今でも使っていて、マグカップは箸立てに、お皿は棚にしまってあります。

なつかしいなぁ。

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明日3月19日(水)は定休日です。
明後日3月20日(木祝)は短縮営業いたします。
12時~16時までオープンしていますので、お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りください。