ひめくり日記, 展示会の様子, 本・紙もの
飯坂さんの小品展より。そして本の入荷情報。
煙突のある町
この場所は、神子田の朝市に行ったことのある方なら通る方もいらっしゃるのかもという場所。
数年前まであった煙突で今は残念ながらなくなってしまいましたが、盛岡市立河南中学校前、茶畑の銭湯「菊の湯」さんの煙突です。
様々な建物や風景を描かれている飯坂さんは「煙突」がある場所というのもひかれる所のひとつとか。
ご近所で銭湯に通っていた方などは、余計に懐かしさを感じると思いますけれども、煙突前の坂道を歩くエプロンをした老婆のうしろ姿も、より懐かしさが漂うような作品です。
今日も平日にも関わらず、展示を観にいらしてくださる方が多くうれしく思います。
飯坂さんが午後に少し寄ってくださいましたが、明日18日(土)は午後に在店してくださる予定です(夕方くらいまで)。
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そして今日はもうひとつ。
本の入荷情報です。
猫のものといえば、どちらかというと店主Mさんにお任せしていますが、珍しく今日は私からご紹介させていただきたいと思います。
SABINKA A MAKULKA
サビンカとマクルカ
著者 出久根育
発行所 Gallary Kasper
チェコ在住の画家、出久根育さんの画集。
ご縁をいただきましてお取り扱いさせていただくことになりました。
発行元である葉山のGallary Kasperさんによりますと、Gallary Kasperさんでの2度目の個展に合わせて作られたという一冊です。
出久根育さんが一緒に暮らしている2匹の猫、サビンカとマクルカを描いた作品。
テンペラ画が中心で中にはモノクロの作品も。
猫の毛の質感や2匹の猫の動きも伝わってくるような大胆な作品で、猫と暮らしている方にはより一層響くものがあるかも。
装丁はサイトヲヒデユキさん。
作品はもちろんのこと、少し細かくなりますが、箱、表紙、見返し、扉、余白、文字の大きさ、紙の質感などなど、どのページを開いても美しく、絵がお好きな方、猫がお好きな方、アートブックがお好きな方には大切にしたくなりそうな一冊です。
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定休日明け。
朝の暖かそうな日差しに騙されて?今日は薄着で来てしまいました。
何を着たらちょうど良いのかわからなくなる季節。
皆さまも風邪などひかれませんようにご自愛ください。
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