ひめくり日記
お知らせ。
みちのくあかね会さんからご案内をいただきました。
みちのくあかね会さんは、会社設立60周年を迎えられるそうです。
現在、社屋は名須川町にあります。
約50年、過ごされた今の場所から、6月には大慈寺町へ移転されるとのこと。
新しい場所で、また時間が紡がれていくのでしょうね(「紡ぐ」を使いたかったんです、はい)。
この節目に、お客さまへの感謝を込めて、今週末(4/1~3)、クロステラスにて設立60周年感謝セールを行なうそうです。
イベントでは、足踏み紡毛機や機(はた)周りの道具、サンプル品、手紡ぎ糸やハギレなどの素材、さらにホームスパン製品の一部などを特別な価格にて販売とのことですので、ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
もうひとつ、お知らせがあります。
当店では、みちのくあかね会さんの小物を販売しておりますが、諸経費高騰により一部の商品の価格が4/1(金)より変更になります。
具体的には、二つ折札入れ、メガネ入れ、カード入れ、印鑑入れの価格が1割程度上がります。
もうひとつ、価格変更となるものがあります。
当店オープン時より販売しているコトブキファームさんの「くるみのフロランタン」ですが、こちらも材料等の値上がりにより、価格を改定させていただきます。
いずれもご了承のほど、よろしくお願いいたします。
昨日のこと。
昨日、店はRさんに任せて、県北方面に行ってきました。
一週間前、行こうと思ったらあの大雪でしたので、リベンジです。笑
戻ってきたらブログを書くつもりだったのですが、思っていたより帰りが遅くなったので昨日のブログはお休みしました。
目的は2カ所あって、ひとつはいずれの日か書けたらいいかなぁと思います。
もうひとつは、浄法寺の滴生舎さんへ。
前回伺ったのがリニューアル前。
3年くらい前かなぁと思いながら調べてみたら、なんと4年半前でした! → ◆
月日が経つのはほんとに早いですね…。
滴生舎さんの漆器のほかに、漆工房 朱楽(あけら)・佐々木暢子さんをはじめ、個人の作り手さんの作品もたくさん並んでいます。
また、漆掻きの道具や、漆を塗り重ねる工程がわかるように展示してあったり、ガラス越しに作業風景を見ることもできます。
店内の一角では、漆掻きの地域おこし協力隊・金山さんが期間限定コーヒー店「Bobobo coffee roaster」を出店。
金山さんの焙煎した豆で淹れたドリップコーヒーを、漆器(ねそり)で試飲することができます。
あ、試飲でいただいた様子の写真も撮ればよかった…。
漆器は中身が熱々でも器が熱くなりにくいので、とても持ちやすいのです。
ただそれにだまされて熱々を口に入れると、熱々好きの人はいいと思いますが、私のような猫舌は大変な思いをしますので気をつけて。笑
Boboboさんは漆掻きシーズンが始まるまでの期間限定で、5/1(日)までの毎週土日、出店予定とのこと。
コーヒー豆とドリップパックが販売されていたので、豆はコーヒー好きのRさんへのお土産に、ドリップパックを自分用に買いました。
休みの日にでもゆっくりいただきたいと思います。
昨日は盛岡もだったと思いますが、午後から雨。
帰りはまぁまぁな雨降りドライブでした。
でも雪じゃなくて本当に良かった。
これで心置きなくタイヤ交換を予約できます。笑
あと〇週間。
今朝、ラジオから「3月も残すところ一週間…」と聞こえてきて、そうか~、今月もあっという間だなぁと思った定休日明け、今週もよろしくお願いします。
3月はあと一週間。
店的には次の企画展まであと二週間で、今度は花がテーマだし、外は少しずつあたたかくなってきているし、いろいろ芽吹いてきているし、なのでとても楽しみにしています。
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時々、花を。
4/8(金)~29 (金)
10:30-18:30 最終日は16:00まで
会期中の休み:4/14、20、21、28
<参加作家>
Kagocco Pepin(胡桃編組)
金沢英徳(陶器)
斉藤幸代(磁器)
本村加代子/絵と活版印刷 フウケイ(絵)
協力:kiitos(花・植物)
花を飾ると、部屋も気持ちも少し明るくなります。
それぞれの雰囲気を持つ花器と、やわらかな線と色で描かれた花の絵。
ミニブーケの販売も予定しています(詳細は今後のブログやSNSでお知らせします)。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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先日、kiitosさんに寄り道しました。
3月は卒業式や転勤など、お花を贈る機会の多い時期。
店内は色とりどりのお花でいっぱいでした。
そんな中、企画展「時々、花を。」のDMのためにフウケイ・本村さんに描いていただいた黄色のラナンキュラスもありました。
ラナンキュラスは春の花で、黄色のラナンキュラスの花言葉は「優しい心遣い」だそうです。
それはそれは薄い花びらの重なりで、きれいとかわいいの間ぐらいというのでしょうか、色も白やピンク、写真のように赤っぽいものもあったり、花びらのつき方も違う感じのものもあったり、実はいろんなラナンキュラスが存在します。
本村さんには私から黄色のラナンキュラスをお願いしました。
今回の展示に出品していただくKagocco Pepinさん、金沢さん、幸代さん、それぞれの花器に合いそうだなぁと思ったからです。
そして、黄色い花は元気がもらえるような気がして、個人的に好きなもので。
あれ?元気がないのだろうか…いえいえそんなことはないですけどね。笑
「時々、花を。」の時は、週末限定でkiitosさんにミニブーケを届けていただきます。
第一弾は企画展初日の4/8(金)。
週末に花を飾って気持ちよく過ごすのはいかがでしょうか。
よろしければぜひ。
Kanaexpressさんの一筆箋。
少し前にKanaexpressさんから届いたポストカードをご紹介しましたが、ポストカード以外にも届いているものがありますので、今日は一筆箋をご紹介したいと思います。
一筆箋パック(街角)
128mm×90mm
12柄がミックスで30枚入り
どこの国なのでしょう?
日本ではないと思いますが、いろいろな街のイラストが12柄も入っている一筆箋。
この他はお楽しみに、ということにしてご紹介するのはなんとなく6柄におさえてみました。
枚数はランダムに合計30枚入りのタイプ。
ハトロン紙という紙で、片面はザラザラ、もう片面はツルツルした少し薄いタイプの紙です。ちなみに絵柄はザラザラ面にあります。
もちろん一筆箋としてもお使いいただけますが、額に入れて飾るのも良い気がします。
実は前に一度届けていただいたことがあるのですが、ご紹介する前、早いうちに売れてしまいましたので、今回は!とご紹介しているのですが、またすでにいくつか売れていまして…(ありがたいことです)。
ということで、気になる方はお早めにどうぞ。
売れてしまいましたつながりで、ご紹介して間もないうちに売れてしまいましたこちらの本なども再入荷していますので、お知らせしておきます。
「サステイナブルに暮らしたい」
著者 服部雄一郎 服部麻子
発行 KTC中央出版
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今朝は、時々散歩中に寄ってくださるワンコさんがいらっしゃいました。
またまた、上からでもガン見。
後ろからでもガン見。
相変わらず視線強めですが、めんこいです!笑
明日24日(木)は定休日となっております。
また週末にお待ちしております。
R
今日は22日なので。
今日は22日なので、2月に販売をスタートした「EVERYDAY IS CATDAY」ロゴのオリジナルグッズの宣伝をします!
店頭でも、オンラインストア(BASE)でも、絶賛販売中です!!!
上の写真はある日の朝食。
毎朝カフェオレを飲むのですが、このマグカップだとちょっと楽しい気分になります。
集めていると言っていいかなりの数のマグカップはどれもお気に入りで、形が好きとか色が好きとかそれぞれありますが、このマグはやっぱり「EVERYDAY IS CATDAY」の文字がいいんですよね。
毎朝気分よく出勤できるのは、ロゴをデザインした6jumbopinsさんのおかげです!笑
オンラインストアはこちらです。→ ◆
お支払い方法はクレジットカードかアマゾンペイのいずれかです。
銀行振込がいいという方は、HPの【お問い合わせ】からご連絡いただければ対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
これからもたま~に宣伝しますので、そういえば…とかそのうち…とか思っている方に思い出していただければ幸いです。笑
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2018年の春ぐらいまで、クッキーなどのお菓子を届けていただいていたスミレノさんが、一年ほど前、月が丘にお店をオープンされました。
長く続けられてきたお茶(茶道)と向き合われつつ、スタートしたお店は「お菓子とお茶と暮らしまわりスミレノ」。
伺った日は、以前と変わらないクッキーや、スコーン、シフォンケーキ、マフィン、ジャムなどが並んでいました。
イベントにも時々出店されているのですでにご存じの方も多いかもしれませんが、先日ようやくお店に伺うことができたので紹介してみました。
この日はマフィンを買ってきました。
そして、EVERYDAY IS CATDAYマグで牛乳。
甘いものには牛乳です🐄
お菓子とお茶と暮らしまわりスミレノ
盛岡市月が丘一丁目28-11
営業日:木・金・土
営業時間:11:00~17:00
Instagram → ◆
羊からの広がり。
kanaexpressさんから、ポストカードがいろいろ届きました。
羊は初登場。
ほかにも春の訪れを告げるツバメ、ムスカリやマリーゴールドなど、春のお便りに良さげなものをお願いしました。
羊と言えばということで…
「手紡ぎ・手織りの学校 Looms(ルームス)」について、勝手に少し紹介したいと思います。
Loomsは、『てくり』を発行しているまちの編集室のライター・水野さんとアートディレクター・木村さんの二人が開業した株式会社クラシカウンシルが事務局です。
伝えたい、残したい、盛岡の「ふだん」を綴る本『てくり』のほかに、別冊で手仕事関連本も出版してきたまち編は、数年前から赤レンガ館で開催されている漆器やかご、ホームスパンなどのクラフトイベント、そしてクリスマスマーケットなどの事務局的な仕事が増えてきていましたが、中でも羊(≒ホームスパン)との関わりは深く、岩手県の「県産めん羊を活用した地域活用」といった事業のお手伝いをする中から、岩手県産羊毛ブランド「i-wool」が生まれました。
岩手の地場産業であるホームスパンとi-woolが結びつき、本づくりに携わってきた水野さんと木村さんは作り手とのつながりも多く、いろんなことのタイミングが合わさって、少しずつ活動が大きくなっていったのかなと思います。
そして水野さんと木村さんの二人が、2020年に「クラシカウンシル」という会社を開業しました。
今年の秋には、盛岡市中央公園 BeBA TERRACEに「手紡ぎ・手織りの学校 Looms」をオープンする予定で、今は時々体験講座などを行なっています。
そのご案内が写真のリーフレット。
詳細はSNSなどをご覧ください。
Instagram → ◆
Facebookページ → ◆
Twitter → ◆
さらに、クラシカウンシル(と、cartaさんなども)が実行委員として関わる、とても楽しみなイベントのお知らせが先月中頃、発表されました。
なんと盛岡で、たぶん絶対(変な日本語)楽しみなクラフトフェアが開催されると!
「北のクラフトフェア MORIOKA2022」
【開催日時】
2022年10月8日(土)〜10日(月・祝日)
【メイン会場】
岩手公園(盛岡城跡公園)芝生広場
今はクラフト部門の出展者を募集中で、こちらの締め切りは4月10日(日)、あと20日です。
店でおつきあいのある作り手の皆さんにも情報が伝わっているようで、メールのやり取りや、納品に来てくださった方たちと話していると話題に出たりします。
自分が行ったことがあるのは松本クラフトフェアとほかにいくつかしかありませんが、どんなクラフトフェアになるのか、期待感でいっぱいです。
秋には今より自由に外出が楽しめるようになっていることを願います!
こちらも詳細はHPやSNSからどうぞ。
HP → ◆
Instagram → ◆
Twitter → ◆
どこかのタイミングでお伝えしたかったまち編のねえさんたちの近況を私がわかる範囲で勝手にまとめたので、微妙に違っていた場合はすみません。
以上、「羊からの広がり」でした!
髙橋昌子さんのうつわ。
先日、クラフトマンスタジオ冬扇 髙橋昌子さんが新しくうつわを届けてくださいました。
ささめつまみまる(小鉢) Φ約85mm×H約35mm
ころんとしていて丸味のある小鉢。こちらの画像だと少し大きく見えるかもしれませんが小鉢です。
内側のやわらかい線によりといいますか、甘すぎないところがちょうど良いかたち。
店主Mさんは届いてすぐに「ばっけ味噌を入れたい」と…。
はい、出ました「ばっけ」と思いながらも、異議なしです!笑
他にも薬味入れとしても相応しいと思います。
そういえば先日、ばっけ採りができたMさんから私も分けていただきまして、今朝、ばっけ味噌を作ってきました!笑
美味しくいただきたいと思います、ありがとうございます。
続きまして、届けていただいためし碗のうち、2点をご紹介したいと思います。
左:わたゆきめし碗 Φ約118mm×H約70mm
右:ほりちりめし碗 Φ約118mm×H約65mm
少し見えにくいかもしれませんが、左側のわたゆきめし碗は内側に薄っすらとわたゆきのような模様。
多すぎず少なすぎずの程よい間隔で模様があり、とても上品に見えます。
右側のほりちりめし碗は小さな点が集まった模様。
かたちによっては花のようにも見えたりで、わたゆき飯碗に比べると少し可愛らしいめし碗。
今の時期にめし碗が届いて浮かんできたものは、筍ごはん。
こんな素敵なうつわで筍ごはんを食べたら、益々ごはんが美味しい気がしてきそうです。
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昨日帰る時の店からの眺め。
お向かいの県民会館で、ユーミンのコンサートが始まったあたりの時間。
選曲に迷いそうなくらい、名曲がいろいろあると思いますが、見た目はとっても冬に戻りましたし、今の季節だと「春よ、来い」は歌うのかな?と思いはじめてしまいまして…。
「春よー、遠き春よー♪」と頭の中で歌が流れ出し、帰ったのでした(向かいからは全く聴こえてきませんが)。
ちなみに今日は、小学生くらいのお子さん連れのお客さまが多い気が…とある時から思いはじめまして、どうやら同じ県民会館で開催中の「いわて大恐竜展」を観に行ってきたのかな?というお客さまが多い日でした。
R
中村工房さんのストール。
先日お邪魔した中村工房さんのストール。
左は梳毛ストール、右は麻ストール。
こちらも麻のストール。
いい色です。
春っぽい、明るい色も。
他にチェック柄などの梳毛ストールもございます。
ストールやマフラーは、巻いてみてこそその良さがわかりますので、ぜひ鏡の前で合わせてみてください。
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降りましたね~、重たい雪が。
15~20cmくらい積もったでしょうか。
冬の悪あがきかな?だいぶあがきましたね。笑
お昼頃、滅多に入って来ない除雪車が来てくれました!
どなたが手配してくださっているのかわかりませんが、ありがとうございます。
おかげで問題なく歩けるようになりましたので、皆さまのご来店をお待ちしております(午前中の状態では言いにくかった。笑)。
今日は本当は県北に行く予定だったのですが、昨日のうちに予定を延期する判断をしました。
正解でしたね。
来週前半は、朝の冷え込みが厳しいようです。
今がまさしく三寒四温。
雪マークは出ていませんが、寒暖の差にやられないように気をつけてお過ごしください。
近況報告。
kujilanoyumeさんの「うたごえがきこえる」。
一昨日の夜の地震、怖かったですね。
昨日、店の状況確認に来てみましたが、何も壊れものなどはありませんでした。
このあたりは地盤が固いらしく、東日本大震災の時も、店内の被害はありませんでした。
体感的に、発表される震度よりも少なく感じるので、本当に地盤が強いんだと思います。
宮城や福島、それ以外の場所も、あるいは岩手県内でも、被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
東北自動車道の大きな亀裂や東北新幹線の脱線など、さまざまな被害状況に対応される皆さまには感謝しかありません。
昨日、店の中を確認しながら目に入ったkujilanoyumeさんの絵。
取り急ぎ、SNSに「とりあえず無事です」と投稿しようと思った際に、この絵は静かに気持ちを癒してくれるような気がして載せました。
この後、強い揺れが来ないことを心の底から願います。
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3月15日、確定申告提出期限。
例年、ここまでギリギリになることはなかったのですが、数日前にe-taxにチャレンジしたものの、添付するデータの拡張子がどうのこうのというのと、一部資料不足により断念して、仕切り直して最終日、今日こそと思って望んでみたものの一向に送信できず…。
確認したら、14日からe-tax 側のシステム障害で非常に送信しにくい状態になっているということがわかり、延長申請も可能ではあったのですが終わらせたくて急きょ税務署に行くことに。
そんなバタバタな日でしたが、終わらせたことでこの水木の休みはゆっくり過ごすことが出来ました。
そんなわけでばっけ採りができました。笑
少し実家におすそ分けしたところ、早速父が天ぷらを揚げてくれて、ほろ苦い春の味をいただきました。
そして自分はなかなかの量のばっけ味噌を作ったので、今度はそれを少し実家におすそ分け。
しばらく毎晩楽しめそうです。
いろいろと心配なことだらけですが、だからこそというのでしょうか、小さな楽しみを見つけながら気持ちのバランスを保ちたいなぁと思います。
皆さまもどうぞご安全にお過ごしください。
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今日から始まっているイベントですが。
お世話になっている作り手さんたちが出展しています。
~八幡平わしの尾の母屋で薫る酒と肴の器展~
3/18(金)~20(日)10:00~15:00
会場/わしの尾(八幡平市大更22-158)
出展工房
陶來(磁器)
陶房金沢(陶器)
安比塗漆器工房(漆器)
高橋勇介(漆器)
漆工房Lakka(漆器)
艸工房(漆器)
漆工房 朱楽(漆器)
わしの尾さんのHPはこちら。→ ◆
本のご紹介。
本日、店主Mさんはまさかのバタバタな日(システム障害とかなんとか…)。
久しぶりにおすすめしたい本を2冊ご紹介したいと思います。
まず1冊目。
月金帳 2020 April-September 第1集
著者 石田千 牧野伊三夫
装画・絵 牧野伊三夫
装幀 有山達也、中本ちはる(アリヤマデザインストア)
発行者 上野勇治
発行 港の人
なかなかご紹介できずにいましたが、こちらは鎌倉にある出版社・港の人でweb連載している往復書簡「月金帳(げっきんちょう)」。週のはじまり月曜日と週の終わりの金曜日に、作家の石田千さんと画家の牧野伊三夫さんのお二人で交互に書き綴られている連載。
コロナウイルスにより緊急事態宣言が発令し、人々が外出を控え、家に籠りはじめていた頃にはじまったもので、今でも連載は続いていますが、2020年4月から9月までの約半年間を一冊にまとめた第1集です。
美術同人誌「四月と十月」の発行人でもある牧野伊三夫さん。
当店でも昨年の6月~7月に『「四月と十月」創刊20周年記念展 巡回展@盛岡』を開催、ここ数年はTシャツ展などにご参加いただいたりもしています。
店主Mさんが前にブログで少しご紹介したことがありましたが、こちらの連載「月金帳」2021年5月に当店でのTシャツ展のことも書いていただいたこともありました。
◆
作家と画家ならではの感覚で、おふたりが家に籠っていた日々のことを報告しあうという、このやりとりを読んでいくうちに家や近所での楽しみ方だったり、装画や絵も含めて、読む側もあたたかい気持ちになれそうです。
続きまして2冊目。
のうじょうにすむねこ(絵本)
作 トラネコボンボン なかにしなちお
装丁 サイトヲヒデユキ
発行人 野村敦司
発行所 小学館
料理人でもあり、イラストレーターとしても活躍されているトラネコボンボン なかにしなちおさんは、倉敷意匠計画室さんと作られている商品を当店でも取り扱わせていただいていますが、店主Mさんによりますと、実は今までご紹介する機会が少なかったようです。
こちらの作品は主人公はタイトル通り、農場にすむねこ。このお話には、農場にすむいろいろな動物が登場。
トラネコボンボンさんならではの世界で表現されていて、表紙カバーは箔押しだったりと、贈りものとしても喜ばれそうな、子供も大人も楽しめる一冊だと思います。
ちなみに、今日ご紹介した2冊の装丁を担当されている方々、アリヤマデザインストアさんとサイトヲヒデユキさんが今までに作られている本は、私の場合、担当されていたと分かっていて気に入って選ぶこともありますが、知らずに選んでいたりすることも多いデザイナーさんだとある時、気が付きました。
今は電子書籍やWeb連載などもある世の中ですが、本の内容はもちろんのこと、表紙カバーが素敵でまずは気分が上がり、カバーを外した時に見ることができる表紙がこれまた素敵だったり、さらには見返し部分や扉部分(細かくてすみません!)が紙質も含めて素敵だったりすると、2度・3度喜びが!という感じで嬉しくなってしまうことがあります。
今回ご紹介した2冊の装丁もそれぞれが素敵で、どちらも大切にしたくなりそうな本のような気がします。
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明日15日(水)・16日(木)は定休日です。
また週末にお待ちしております。
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