ひめくり日記
11月1日のこと。
開催中の「牧野伊三夫展」について、会期は12月10日(火)までの予定でしたが、当店は一週間延長して12月17日(火)までとなりましたので、よろしくお願いいたします。
6jumbopinsさんは12月9日(月)まで(12月10日は休みのため)
BOOKNERDさんも12月9日(月)まで(12月10日は休みのため)
六月の鹿さんは12月17日(火)まで
九十九草さんは2025年1月下旬頃まで(予定)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は11月に書きたかったけど今日になってしまった角館紀行を。
角館と言っても、武家屋敷の紅葉とかではなくて…。
11月1日、角館町の白岩焼和兵衛窯さんへ行ってきました。
渡邊葵さんから、「11年ぶりに登り窯で窯焚きをする」という話を一昨年ぐらいに伺っていて、工房に立ち寄った際には時々見学させてもらっていたあの登り窯でついに…!という感じだったので、タイミングさえ合えば少し見学したいとお願いしていました。
かれこれ何年前のことだったか、思い出せないぐらい前になりますが、葵さんのお父様が独力で作られたという登り窯を初めて見せていただいた時、「巨神兵っぽいってよく言われます」と笑いながら話してくれました。
その時は、ご両親と一緒に窯焚きをいつかできたらと思っているという話でしたので、そこから、東京のお店で渡邊親子の登り窯展を開催することが決まり、この時期(2024年11月)に予定を組んでそのための様々なスケジュールを練って準備を進めてきた様子を伺う都度、この貴重な機会に少しでも立ち会えたらうれしいなぁと思っていました。
この日は窯詰め作業の途中で、一の間は詰め終わり、二の間もだいぶ進んで…というあたりでした。
全部で4つの部屋があり、窯詰めにかかる日数は約二週間…と聞いてびっくりしました。
この日はここまで。
11月11日にいよいよ窯焚きということで、牧野伊三夫展の準備真っ最中の中、Rさんにいろいろとお願いをして自分だけ、もう一度出かけてきました。
その日の様子はまた後日、書きたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
葵さんのところからの帰り、初めて抱返り渓谷に行ってみました。
いつも目印にしている大きな看板を見るたび、どんなところなのかな~と思っていたのですが、紅葉シーズンだし、まだ日は暮れていないし、よし行ってみようと寄り道を決行。
「神の岩橋」
秋田県では最も古い吊り橋だそうです。
吊り橋の真ん中あたりからパチリ。
おそらく紅葉のピークまであと少し、という時期だったのではないかなぁと。
それでもずっと気になっていた場所に行けて満足しました。
・・・・・
明日12/4(水)と明後日12/5(木)は定休日となります。
また週末のご来店をお待ちしております!
田代淳さんのクリスマスツリーと富樫由紀子さんのホームスパンマフラー。
「牧野伊三夫展」開催中ですが、他にも届けていただいているものがいろいろありまして、今日はいくつかご紹介したいと思います。
まずは田代淳さんが先日届けてくださいました「漆クリスマスツリー」。
店主Mさんによりますと、以前にも届けていただいたことがあったそうですがお久しぶりに届けてくださったようです。
クリスマスの時期になると毎年大きなツリーを飾る方もいらっしゃると思いますが、中にはほんの少しクリスマス気分を!という方もいらっしゃるのでは。
そんな方におすすめしたい、サイズは高さ約6cm×幅約3cmのクリスマスツリーです。
田代さんの説明によりますと、ツリーの飾り付け部分は色泊。
いくつか並んでいるのも楽しいですが、1点1点模様が違うのでどれにしようか選ぶのも楽しいかも。
ちなみに田代さんは、12月5日(木)に開催されるフルート奏者の藤岡泰子さんの演奏会「One little bird」でも、ご紹介したクリスマスツリーとはまた少し違う模様のツリーを販売されるそうですのでご興味のある方は、そちらもぜひ!
flute 藤岡泰子
market 協力 六月の鹿/ood/うるしぬりたしろ…
2024/12/5(木)20:00開演 19:30開場
20:45終演予定
盛岡市民文化ホール 小ホール
盛岡市盛岡駅西通2丁目9-1(マリオス)
[入場料] 1,000円 当日会場にてお支払いください/未就学児無料
[企画] ことり音楽会
[問合] Instagram:kotori_konzert
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続きまして、ふゆとなり 富樫由紀子さんからもホームスパンマフラーを届けていただきましたので、今日はいくつかご紹介したいと思います。
まずは白×ベージュ菱形模様のホームスパンマフラー。
ベージュですがややグレーにも見えるような色味です。
白とベージュという近い色味の組み合わせが上品にみえる菱形模様。
続いて、ヘリンボーンマフラー。
ピンク(左)ときみどり(右)のどちらかといえば蛍光色のようにもみえる色味のマフラー。
今回ご紹介した富樫さんのマフラーは届けていただいた中でも、寒い冬に巻くとちょっと気分が上がりそうな気がするマフラーです。
この他にもまた違った雰囲気のマフラーも届いています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ただいま「牧野伊三夫展」開催中。
ご来店いただいたお客さまとお話してみると、それぞれの会場を回って観てくださっている方が多く、うれしく思います。
会期は12月10日(火)までの予定でしたが、当店は1週間延長しまして17日(火)までになりましたので、お間違えのないようよろしくお願いします。
この先の天気予報をみると、最低気温がマイナスというのがちらちらと。
寒くなってきましたねぇ。
R
12月の予定と、「牧野伊三夫展」より。
今日から12月。
信じられませんが、2024年はあと一カ月でおしまいです。
月初めなので、今日は今月の予定を。
12/4(水)定休日
12/5(木)定休日
12/11(水)定休日
12/12(木)定休日
12/17(火)「牧野伊三夫展」最終日
※12/10までの予定でしたが、当店の会期は一週間延ばします(本日決定)
12/18(水)定休日
12/19(木)定休日
12/20(金)臨時休業
12/21(土)~ 企画展を予定しています(詳細後日)
12/25(水)定休日
12/26(木)定休日
12/27(金)短縮営業(17時閉店)
12/28(土)短縮営業(17時閉店)
12/29(日)短縮営業(17時閉店)
12/30(月)年末年始休業
12/31(火)年末年始休業
1/1(水)年末年始休業
1/2(木)年末年始休業
1/3(金)短縮営業(17時閉店)
1/4(土)短縮営業(17時閉店)
1/5(日)短縮営業(17時閉店)
1/6(月)~通常営業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「女鳥羽川」
「女鳥羽川」は、長野県松本市の街中を流れる清流で、以前旅したときに描いたスケッチをもとに制作した。この街で毎年行われる「松本クラフトフェア」のときに発行される「工芸の五月」の巻頭エッセイの依頼があり、その挿絵として用いた。(「作品について」より転載)
・・・・・
写真を撮るのが難しい…。
自然光で撮ったらなぜか全然色味が違って、調整しても実際の色には程遠く、むしろライトをつけたままのほうがいくらか近づくのだけれども黄色味が強く出てしまっています。
そんなわけでオンラインストアでの販売までの道のりがもう少しかかりそうです。
「牧野伊三夫展」ひめくり店内と、ご近所編。
ひめくり店内の「牧野伊三夫展」より、版画作品を2点、紹介します。
「目と耳のために」
「太陽、月、混沌」
夏に、目を患った。はやり目という病気で薬を処方して治るまで一か月ほどかかり、その間、まともに本も読めず、描いている絵もボンヤリとしか見えなかった。それでアトリエで横になってずっと音楽を聴いていた。木版画の「目と耳のために」は、そのとき、自分に当たり前に備わっている視力や聴力というものについてあらためて考え、描いたスケッチをもとに制作したもの。「太陽、月、混沌」も同じくそのとき、音楽を聴いていて、自然、心が宇宙へとんでいって、描いたスケッチをもとに制作した。(「作品について」より転載)
これまで紹介した作品について、ご購入希望やご興味のある方は、お電話か当店HPの【お問い合わせ】からご連絡ください。
近いうちにオンラインストアでの販売をできるよう準備を進めていますので、そちらではサイズや価格の詳細も表示いたします。
もう少々お待ちくださいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日は六月の鹿さんとBOOKNERDさんの「牧野伊三夫展」を紹介しましたが、今日は超ご近所の6jumbopinsさんと、トークイベントの会場としてお世話になり、会期3日目から、まさかの超特大作品の展示を引き受けてくださった九十九草さんの展示風景をお届けします。
6jumbopinsさんの壁には牧野さんの作品が2点。
6jumbopinsさんと秋田時代からのお知り合いで、牧野さんが発行人の美術同人誌『四月と十月』の同人である秋田の須田剛光さんの絵も3点、展示、販売されています。
牧野さんが今回描いたイラストは、Tシャツにプリントしてもらうこともできます。
ついでに宣伝しちゃいますが、牧野さんにはひめくり×6jumbopins企画のTシャツ展にもご参加いただいていまして…。
毎年5月に開催しているTシャツ展。
牧野さんほか20名ぐらいの皆さんにテーマに合わせてイラストをお願いして、半袖Tシャツとトートバッグ、秋からはトレーナーのオーダーも受け付けています。
今年のデザインでオーダーできるのは今年だけ、という形でやっていますので、今回初めて知ったとか、そのうちオーダーしようと思っていた、というような方はこの機会にぜひご検討ください。
6jumbopinsさんのオンラインストア → ◆
6jumbopins 紺屋町3-7
12:00~17:00 火・水・木休み
トークイベントの様子として一度紹介していますが、あらためて。
九十九草さんの店内右奥の壁。
「牧野伊三夫展」初日の11月14日、県公会堂で音楽家のハルカ ナカムラさんとの即興制作により描かれた大作。
公会堂イベントの舞台裏で暗躍してくれた友人が、「この(横幅6メートル近い)作品を、九十九草さんの壁なら展示できるかもしれない」と閃いて、九十九草の馬場さんに相談してみたところサイズもバッチリ、展示も引き受けてくれて、トークイベントの日に皆さまにお披露目できたというミラクルな出来事。
牧野さんが関わるイベントが全部終わった後、ようやく少し落ち着いた時間が取れて、この作品について書いていただきました。
作品は「牧野伊三夫展」の会期終了後もしばらくご覧いただけると思います。
いつまでと明確には決まっていませんが、1月のどこかあたりまで、かなぁ…(本当に決まっていないので、すみません)
Dining&Bar 九十九草 中ノ橋通1-8-4
日曜・祝日定休/11:30-14:00 L.O.(月-金)、18:00-21:30 L.O.(月-土)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連絡事項が3つあります。
ひとつめは、秋冬の人気のお菓子、コトブキファームさんの「くるみのフロランタン」が明日12月1日から少し値上がりします。
ふたつめは、紙町銅版画工房さんの銅版画カードが、同じく明日から少し値上がりします。
いずれも直前のお知らせで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします!
もうひとつは…
6月にヤンマ産業さんのお洋服をご注文いただいた皆さま、大変お待たせいたしました!
11月末、ギリギリとなりましたがお洋服が届きました。
ご都合のいい時に、お受け取りをお願いいたします。
ちなみに次回の受注会は「夏に間に合うリネン展」で、1月24日(金)~28日(火)に開催します。
こちらもよろしければぜひ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明日から12月。
うそみたいです。
気分的には11月はもう一週間くらいないとおかしいぞ?というぐらいの感覚です。
が、うだうだ言っているヒマはありません。
月末の事務処理をがんばります!
「牧野伊三夫展」休日編。
定休日明け。
今日は、昨日、一昨日のお休みで巡った「牧野伊三夫展」のほかの会場の様子を。
朝、いつもより少し早く起きて六月の鹿さんへ。
「東京-函館 絵と音楽の手紙」
画家・牧野伊三夫さんから音楽家・ハルカ ナカムラさんに宛てた絵の手紙8点が展示、販売されています。
早起きが苦手な自分にとって、喫茶店でモーニングをいただく機会はなかなかないのですが…。
窓から見える景色、耳に入ってくる音楽と豆をハンドピックする音などが心地よく、さらにはおいしいミルクコーヒーとパンと茹でたまご。
しあわせな時間でした。
六月の鹿 内丸5-5
7:30~14:00(L.O.13:30) 日・月休み
BOOKNERDさんでは、牧野さんの新刊本2冊の原画展を開催しています(原画は非買)。
『へたな旅』(亜紀書房)→ ◆
『のみ歩きノート』(筑摩書房)→ ◆
本の中ではモノクロのイラストですが、原画展ではカラーで見ることができます。
展示されている原画は22点。
今月11日に移転オープンしたBOOKNERDさん。
広くなった新しいお店に入ると、左奥に展示スペースがあります。
本の売り場とは別空間という感じで、ゆっくり観ることができました。
BOOKNERD 紺屋町6-27 ※移転しました→ 内丸16-16 大手先ビル1F
11:00~17:00 火・水休み
・・・・・
各会場ごとに内容も雰囲気もまったく違います。
それぞれの場所に、牧野さんが展示・作品について書かれた文章がありますので、そちらもぜひ読んでいただけたらと思います。
6jumbopinsさんと九十九草さんはまた後日。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こちらにもようやく行けました。
「柚木沙弥郎 永遠のいま」→ ◆
そういえば今日ラジオから「年末年始は9連休の方も多いのでは」と聞こえて、エッ!となりました。笑
「牧野伊三夫展」前半終了。
「牧野伊三夫展」は会期前半が終了。
11月に出版された牧野さんの著書『へたな旅』(亜紀書房)と『のみ歩きノート』(筑摩書房)も、好評販売中。
「牧野伊三夫展」の会場のひとつ、BOOKNERDさんではこの2冊の原画展を開催中です(原画は非売)。
ちなみに一番右のすごい厚さの本は『牧野伊三夫 イラストレーションの仕事と体験記 1987-2019』(誠文堂新光社)。
牧野さんの足跡がギュッギュッギュ~ッと詰まった一冊で、こちらも販売しております。
見本を出していますので、買わなくてもいいから(笑)ぜひページをめくってみてください。
※展示会場ごとに休みや営業時間が異なりますのでご注意ください。
6jumbopins 12:00~17:00 火・水・木休み
BOOKNERD 11:00~17:00 火・水休み
六月の鹿 7:30~14:00 日・月休み
九十九草 11:30~14:00(L.O. 土・日祝休み)18:00~21:30(L.O.日祝休み)
shop+spaceひめくり 10:30~18:30 水・木休み
つまり、一日で全会場コンプリートするとしたら、金曜か土曜、ということです。
ご予定を立てる際の参考になれば。
当店は、明日11/27(水)と明後日11/28(木)が定休日です。
会期後半も、皆さまのお越しをお待ちしております。
似顔絵屋の様子 その2
昨日に引き続き、11月17日(土)に行われた「牧野似顔絵屋『似ません』」の様子を。
今日は後半3組の似顔絵屋の様子を紹介します。
遠方からご参加くださったこちらのモデルさんは、最後の1枠にお申し込みくださった方でした。
予約ができたら、行ったことのない盛岡に行ってみようと思ってご連絡くださったというお話を聞いて、ふと思い立って旅に出るってなんかいいな~と思いました。
本を持っているところを描いてもらいたいというご希望も、すてきだなと。
こちらのモデルさんも遠方から。
牧野さんとは以前からのお知り合いだったそうですが、似顔絵を描いていただいたのは初めてとのこと。
雨が降り始め、お客さまの出入りも少なくなってきた時間帯、お二人で落ち着いて話ができていたように見えたので、これまたいい時間になったのではないかな~と思いました。
こちらのモデルさんもまた遠方から。
フライヤーを置いてくださっているお店で似顔絵屋のことを知って、申し込んでくださったそうです。
今回、似顔絵屋にご予約いただいた7組中5組の方が盛岡市外の方々でした。
遠路遥々、ありがとうございました!
時間が少しずつ押して、最後の方を描き終えた時には外はすっかり暗くなっていました。
牧野さんが6組それぞれのモデルさんと穏やかにお話をしつつ、集中して描かれていている時間を一日一緒に過ごしました。
1組だけ、載せていないのは自分の分です。
これはまた別な機会にと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今週で11月が終わってしまいますね。
毎月あっという間ですが、今月は特にもあっという間な気がします。
大イチョウさんも少し見ない間にだいぶ落葉していました。
今週も水木休みです。
定休日をはさんで、「牧野伊三夫展」は会期後半に入るので、作品紹介や通販対応の準備を進めていきたいと思います。
常設に加わっているものがありますが、なかなか紹介できずにいます。
金沢さんの花器
秋谷さんのうつわ
星耕硝子さんのうつわ
田中さんの盛岡ツイード
冬隣・富樫さんのホームスパンマフラー
など
ほかにも、ちょっと遠出したこととか、書きたいことはいろいろあるのですが、追い追い…。
そして今やりたいことは、まずは「牧野伊三夫展」のほかの会場の展示をゆっくり観に行きたいです。笑
そんな今日この頃。
今週もよろしくお願いします。
似顔絵屋の様子 その1
一週間前のことになりますが…
「牧野伊三夫展」の関連企画として開催した「牧野似顔絵屋『似ません』」。
7組の方々にお申込みいただき、それぞれの方たちと少しお話しをしたり、描くことに集中する牧野さんの様子を眺める一日となりました。
今日は前半3組の方たちの似顔絵屋の様子を紹介したいと思います。
1組目は、牧野さんもモデルさんも少し緊張気味のスタート。
牧野さんが緊張を和らげる感じで話しながら、ポーズが決まってモデルさんを観察中の図。
晴れたら外でやろうかという話もあったのですが、あいにく雨がパラついていたので店内で。
入ってすぐ右手のコンクリートの床のスペースでの似顔絵屋となりました。
この後、どんな感じで進んでいったかの記録写真が続きます。
似顔絵完成。
最後にお名前と日付、牧野さんのサインが書き加えられました。
2組目はすてきなご夫婦。
キリッとした表情の旦那さまと、やわらかな微笑みを浮かべられている奥さまと、終始穏やかな雰囲気でした。
牧野さんもきっと描いていて楽しかったのではないかなぁと思います。
3組目の方は、ウサギとイチゴが好きなので、どちらかを描いてほしいというリクエストでした。
牧野さんからは「何でも描きます」と言っていただいていたので、お客さまからご予約とご希望を受けた際、牧野さんに相談してみましょうということになりました。
結果、お客さまとの会話を楽しみながら、何とも味のあるいい絵が完成!
似顔絵…ではありませんでしたが、お客さまも大感激されていました。
今日はここまで、続きはまた明日。
・・・・・
昨日、福岡のMaison HAKOSHIMAさんから届いたものを紹介しましたが、お店のことを全然お伝えしていませんでした。
今回届いた箱崎縞のハンカチ。正式には「ポッポチーフ」。
はこしまさんは、福岡市東区箱崎で戦前まで生産されていた〝箱崎縞〟を復刻し、企画販売しています。
お店では箱崎縞のお洋服やバッグ、ストール、ハンカチなどの販売と、企画展やワークショップの開催など。
少し前までは喫茶スペースがあって、菓子・料理研究家 山本ゆりこさん監修のはこしま銘菓SHIMAをはじめ、コーヒーやプリンなども提供されていましたが、店主である林さんのデザイン事務所「ぱんとたまねぎ」として運用していくことに。
今回の牧野さんの展示でお菓子を作っていただけるかを相談した際にそのお話をお聞きして、だとすれば無理かな…と思いましたが、イベントなどに合わせてお菓子を作ることはできますよ!と言っていただき、福岡から盛岡へ、お菓子が届いたのでした。
はこしまさんでは5月に牧野さんの個展を毎年の周年企画展として開催されていて、Instagramを拝見していろいろと予習をさせていただきました。笑
はこしまさんのInstagramから画像を拝借。
牧野さんの個展を開催されている時のお店の様子。
Maison HAKOSHIMAさんのInstagram → ◆
ぱんとたまねぎさんのInstagram → ◆
「牧野伊三夫展」作品紹介。
「糸島半島の塩田」
「日暮れの塩田」
「集落へつづく道」
「糸島半島の塩田」、「日暮れの塩田」、「集落へつづく道」は、今年の夏のはじめに福岡県の糸島半島で描いたもの。ここに「工房とったん」という塩田があって、昨年、ここで塩づくりをする平川秀一さんをモデルに『塩男』(あかね書房)という絵本をつくった。『暮しの手帖』の取材でまた訪ねることになり、一週間滞在して絵の制作を行った。(「作品について」より転載)
・・・・・
九州福岡のMaison HAKOSHIMAさんから、SHIMAラスクとハンカチが届きました!
はこしまさんのロゴマークや包装紙などのイラストを牧野さんが描かれたということで、さらにはお店を営業されているイラストレーターの林舞さんは、かなり前ではありますが、当店でポストカードを取り扱っていたことがあるなど、なんだかご縁を感じて、今回お菓子とハンカチを届けていただきました。
中央の箱には、右のSHIMAラスクが4袋入っています。
SHIMAラスクをRさんといただいてみたのですが、普段食べているラスクとは全然別物で、生クリームが含まれているからか、少ししっとりというかサックリというか、やさしい甘さでとてもおいしかったです(賞味期限は12月19日)。
ロゴマークも箱もお店の印刷物もどれもすてき。
手前のグリーンの細長い「STRIPES」は2021年9月11日に発行されたはこしまさんのフリーペーパーで、牧野さんにロゴマークを依頼した話や、牧野さんが出版社 港の人のHP上で連載している、小説家石田千さんとの往復書簡『月金帳』に寄せた文章「はこしま」も印刷されています。
『月金帳』と言えば、最新回は牧野さんから石田さんへの書簡で、盛岡でのことを書かれていました。
『月金帳』は無料掲載中ですので、よかったらご覧になってみてください。→ ◆
「牧野伊三夫展」トークイベント&懇親会の様子。
定休日明け。
「牧野伊三夫展」2週目もよろしくお願いします。
今日は先週土曜日のトークイベント&懇親会の様子を。
満員御礼。
会場は九十九草さんの一階フロアを貸し切りで。
奥には左から東家社長の馬場暁彦さん、画家の牧野伊三夫さん、寶屋社長の佐々木美徳さん。
司会の牧野さんが最初に話し始めたのは馬場さんと佐々木さんの紹介。
まずはお二人の体重(どちらもガッシリ大きい)から始まり、年齢や経歴、コロナ禍のこと、きこりめし弁当のお話など、要所要所でそれぞれのお話を聞きながら、おいしいお弁当をいただいて、終始和やかな雰囲気で時は過ぎていきました。
牧野さんからは「トークは最初の30分くらい」と聞いていたのですが、気づくと1時間半近く楽しいトークが続き、このままでは懇親会(皆さんと牧野さんたちがお話をする時間)がないまま終わってしまう!と思った私は、一番後ろの席から身をかがめて前のほうに行ってそのことを伝え、その後は九州から参加してくださった方々や東京から来られた出版社の方、牧野伊三夫展の会場店主らも来てくれていたので、皆さんからご挨拶をいただいて、遅ればせながらの懇親会が始まりました。笑
大分日田・寶屋謹製のきこりめし弁当を盛岡でいただけるとは。
何もかも、よく味が染みて全体のバランスが絶妙で、本当においしかったです!
日田 きこりめし弁当
大分県日田市で地元の林業や森と暮しについて考える活動をする団体「ヤブクグリ」が企画した弁当。小さな杉のノコギリで丸太に見立てた牛蒡を切りながら食べる全国初の林業体験弁当。JR日田駅前の老舗食堂「寶屋」のみで製造・販売。
ヤブクグリHP → ◆
ここからは、きこりめし弁当の準備風景。(撮影/koma 山崎彩子さん)。
寶屋さんのお弁当を九十九草さんで提供させていただくというのは、通常では考えにくいと思うのですが、これは佐々木さんと馬場さんと相談を重ねた結果の落としどころだったという話もトークの中では紹介されました。
九十九草さんが用意してくださったのは…
そばかっけチップス
菊花そば
ミニそばがき和胡桃ダレ
どれもおいしかったです!
もっといろいろ(こだわりの容器のこととか牧野さんがイラストを描いた包装紙のこととか)お伝えしたいところですが、このへんで…
トークイベントにご参加いただいた皆さま、イベントのために大分県日田市から来盛してくださった佐々木さんと寶屋の皆さん、イベントに協力してくださった馬場さんと九十九草の皆さん、準備を手伝ってくださった山崎さん、名司会の牧野さん、おいしい&楽しい時間をありがとうございました。
Dining&Bar 九十九草
盛岡市中ノ橋通1-8-4/019-622-2253
日曜・祝日定休/11:30-14:00 L.O.(月-金)、18:00-21:30 L.O.(月-土)
・・・・・
「牧野伊三夫展」会場のひとつBOOKNERDさんは、11/23(土・祝)は臨時休業となりますのでご注意ください。