ひめくり日記, 本・紙もの
本の入荷情報。
3月も残り2日。
4月から新生活がはじまるという方、そんなに極端には変わらないという方、どちらにしても年を追うごとに自分なりに快適に過ごす方法や、リフレッシュのきっかけに本を、という方もいらっしゃるのでは。
今日はタイプは違いますが、ご興味をお持ちの方はそれぞれに!?と思うような本をご紹介したいと思います。
薄紙のカバーを外したのがこちら。
日々独呟
著者 岸野裕人
装丁 岸野桃子
発行者 上野勇治
発行 港の人
ひめくり日記とは文体は全く違うと思いながらも、「日々独呟(ひびひとりつぶやく)」というタイトルが、そう遠くはないような…と思い、発売前から気になっていた一冊。
自分には少々大人の本のような気もしながらも、店主Mさんにどうもよい本でしかないような気がしますと相談し、今回納品となりました。
倉敷市立美術館館長、姫路市立美術館館長などを務めた学芸員である著者(2022年死去)が約7年間、連載していた随筆をまとめたもの。
私たちも何かの展示を観に行く機会はありますが、このようなお仕事の方でも日々こういうことを考えていらっしゃるのかと思ったり。
良い音楽が流れているような場所で読むのが良さそうな気がします。
装丁も本文もシンプルで格好が良く、上製本ということで、本を開いた時の開き方がまた気持ち良く読めそうです。
きっと紙が色焼けしていったとしても、この経年変化もまた良しという年々風合いが増しそうな気がする一冊でもあります。
料理と毎日 12か月のキッチンメモ
著 者 今井真美
発行者 菅沼博道
発行所 株式会社CCCメディアハウス
こちらは品切れになっていましたが何度目かの再入荷です。
昨年の今時期にもご紹介したことがありましたが、こちらの本は料理家の今井真美さんが、2020年3月から日記を書き始め、毎日の献立や、日々の出来事などをブログに投稿していたものから抜粋してまとめたもの。
内容が4月はじまりですので、今時期から読み始めると日記もレシピも、楽しむにはよい時期なのではと思いまして、またご紹介してみました。
生きづらさを、自分流でととのえる
ウェルビーイング的思考100
発行所 株式会社オレンジページ
発行人 鈴木善行
ご紹介するのは初めてですが、今回が何度目かの入荷です。
様々な分野で活躍している21人の方に自分が良い気持ち、良い状態でいられる方法をインタビューしたものを一冊にまとめたもの。
同じことでも考え方によって、よく捉えたり、悪い方に捉えてしまったりということってありますよね。
幅広い分野の方々のインタビューの中で、読んでいくうちに自分たちの暮らしにも何か良いヒントがあるかもしれません。
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