ひめくり日記, 木工・漆・竹細工

田代さんの「だんごブローチ」。

007付けていると「かわいいですね」と言われることの多い「だんごブローチ」。
今日も言われていい気分なので、本日のブログの内容に決定!
以前にもご紹介したことがありますが、追加納品をいただき、
今なら潤沢に在庫がございます!
写真は自撮り(セルフタイマー)で何枚か撮ってなかなかうまく行かず、
ボケぎみだけどもうこれで勘弁して…な一枚です。すみません。

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こちらのブローチは、塗師の田代 淳(たしろ じゅん)さんの作品です。
というわけで、漆塗りのブローチ。
ベースは朴(ほう)という木で、小さくて薄いのでとても軽いです。
写真は手前の2点が小さいだんごの3つバージョン(私が付けているのは4つ)。
奥の2点が大きいだんごのブローチ。
この中間の大きさのだんごブローチもあります。
いずれも色は朱と白。
他にも箔を蒔いたブローチもいろいろ届いているのですが、
それは次に取っておきます(笑)。
余談ですが、田代さんは女性です。
だからこんなかわいいブローチを作れるんだと思いますよ。
お名前から男性に間違えられることが多いらしいので、おせっかいながら性別をお知らせしてみました(^▽^;)

さて、田代さんには陶磁器の修理「金継ぎ(きんつぎ)」でもお世話になっています。
大事にしているうつわが欠けたり割れたりしてしまった時に、
漆を使って修理をする方法で、田代さんはそれを請け負っています。
当店はその窓口を承っています。

004012こちらはミャンマーのうつわだそうですが、“銀”で仕上げたもの。
金継ぎと呼んではいますが、仕上げには金・銀・漆とあります。
一番お高いのは金、次が銀、漆が基本料金となります。
修理の状況によってお値段は変わるので、まずは修理したいうつわを見せていただきます。
見積もりをしてみると、うつわ本体のお値段よりも高くなってしまうこともあります。
それでも直すかどうかはお客さまの選択です。
口頭での説明によるお見積もりはご遠慮させていただきます。
修理段階で見つかるヒビなどがあったりするので、
料金の追加が必要な時は、作業に取り掛かる前にご連絡をします。
そんなこんなのやり取りが必要ですが、大切なものだから何とかしたい!という場合はご相談ください。


明日は定休日です。
明後日4/15(金)からは「盛岡スヌード 受注会」が始まります。
ご興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ。

スヌード受注会(最終)