ひめくり日記, 展示会の様子, 木工・漆・竹細工

ミラクル。

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開催中の【いわてのひつじ i-wool 展】は明後日3/12(火)まで。
最終日は17:00までとなっておりますので、時間にお気をつけください。

今日の午前中はoyam@kikoさん、午後からは澤村佳菜さん、そしてmää-mää homespunの木村加容子さんが在店してくださいました。

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加容子さんが今朝完成したばかりというカーディガンを着ていらっしゃいました。
これはオールいわてのひつじの毛で作ったそうです。
今日はこのカーディガンがミラクルを起こしました(笑)

実は今日の夕方、『ほぼ日刊イトイ新聞』のWEBサイトの企画で、ニットデザイナーの三國万里子さんと料理家のなかしましほさん(ご姉妹)がひめくりに来てくださいました。
先ほどの、加容子さんのカーディガンはなんと三國さんの著書『冬の日の編みもの』の表紙になっているカーディガンを基に編まれたものだそうで。
今日、ほぼ日関係の皆さんがそろそろ来られるであろう時間が近づいてきたときに、三國さんたちがいらっしゃることを加容子さんにお伝えすると、そのことをまったく知らなかった加容子さんは激しく驚いていました(そりゃそうだ)。
WEBサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で、行く先々での様子を写真と文章でupしてくださっているので、よかったら見てください。→ 

なかしましほさんにはお礼を伝えたいことがあって、今日はそれがかなって良かったです。
先日のブログにもチラッと書きましたが、数年前まで開催されていたブックイベント【モリブロ】に関連して、「東北ブックコンテナ」という企画展を東北各地のブックイベントに巡らせていました。
その時に、福島から届いたコンテナになかしまさんのクッキーが入っていたのです。
クッキーは大人気ですぐに完売。
その時のことを直接お話ができて、とてもうれしかったです。
お時間のない中、立ち寄っていただきありがとうございました。

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とても久しぶりに鈴竹の手提げが届きました。
ぽっちゃり手提げの大・中・小。
一番右の小さいサイズでも、結構たくさん入りそうです。

これまで、高齢化などによる作り手の減少については何度か書いてきました。
その影響でなかなか入荷が少なくなっているということ。
それがここ最近は、別な理由に変わってきてしまいました。
鈴竹が採れない、花が咲いて枯れてしまったと言います。
最初は???とよくわからなかったのですが、そもそも竹に花が咲くことはとても珍しいことらしく、120年に一度とも言われているとか。
そして、花が咲いた竹は枯れてしまうのだそうです。
その時が今、いろいろな場所に訪れてしまっているようで、どこもかしこも枯れていると…

そうなると材料そのものが新しいものを用意することができないということになって、手元にある材料で作れるものを作っていくしかない、とのこと。
竹が育つまでには20年とか、かかるみたいです。
それを考えると、今後の入荷はこれまで以上に少なくなるだろうと思います。
自然が相手となると、手を打てないこともあります。
見守るのみ、という心境です。

 

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今日も穏やかないい天気でした。
中津川沿いでのひとコマ。
ワンちゃんは3歳だそうで、現時点では男の子よりお兄さんっぽかったです(^_^)