ひめくり日記, 日々のこと
しゃおしゃんさんの「お茶を聴く会」
今日は店内奥のスペースで、焙茶工房しゃおしゃん・前田千香子さんによる「お茶を聴く会」が開催されました。
まずは急須に入った茶葉の香りを感じてみるところから。
前田さんはお茶を淹れる合間に茶畑の写真を見せたりしながら、気仙茶の作られてきた背景をお話してくださいました。
今年の5/31と6/1に陸前高田と大船渡で摘まれた気仙茶を、何煎も重ねて少しずついただいて、味や香り、どのように体に行き渡っていくか、静かに意識を集中して感じていただく「お茶を聴く会」。
二煎目三煎目…と進めるごとに、参加者の皆さんからの感想なども聞こえてきました。
「はちみつのような甘い香り」とか、「強いお茶から、まろやかで軽やかなお茶に変化するのがわかった」とか…。ふむふむ。
いよいよ七煎目。
早い段階では茶葉そのものの味や香りがしっかり感じられ、だんだんやさしい味わいに変化していき、最後は茶葉の香りや味わいの奥に、お茶の木が、長く深い根っこを通して土からもらった栄養を感じ取ることのできるような、そんな変化をじっくりと感じていただいたようでした。
参加者の皆さまには、今日出されたものと同じ気仙茶がお土産で手渡されました。
ご参加いただいた皆さま、しゃおしゃんの前田さん、いい時間をありがとうございました。
しゃおしゃんさんには、店がオープンした頃からお世話になっています。
これまで何度もお茶の時間を作りたいと思いながら、前田さんとも話をしながらも、時はめぐって今回が初めての開催となりました。
また、こういった時間、機会を作れたらいいなと、あらためて思いました。
店では気仙茶の取り扱いはしていませんが、その時々によって前田さんにご用意いただけるお茶を販売しています。
今は、「雲南黒プーアール茶 白針金蓮」と「初摘み烏龍茶 健一自然農園製・しゃおしゃん火入れ」の2種類です。
その時々で2~3種類のお茶を並べていますので、ぜひお試しになってみていただければと思います。
店の前でコスモスを見かけました。
もうすぐ秋ですね…🍃